ディーゼル機関の燃料噴射制御装置

発明者：
出願人/特許権者：
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-099977
公開番号（公開出願番号）：特開平6-307276
出願日： 1993年04月27日
公開日（公表日）： 1994年11月01日
要約：

【要約】【目的】本発明は、所定負荷以上の高負荷時には機関温度上昇に伴って燃料噴射圧を高くすることにより、黒煙や粒子状物質の発生量を抑制することを目的とする。【構成】負荷検出手段M1により検出される負荷が所定負荷以上の高負荷である時、吸気温度検出手段M3により検出される吸気温度上昇に伴い燃料噴射圧を高圧側に補正する第2補正手段M7が燃料噴射圧制御手段M4に設けられる。所定負荷以上の高負荷時即ち吸入空気量に対して燃料噴射量の多い領域では吸気温度上昇に伴い、燃料噴射圧が高くなり、燃料の霧化が促進されて燃料の空気取り込み量が増加する。従って、燃焼が良好になるので黒煙や粒子状物質の発生量を低減することができる。

請求項（抜粋）：

機関の負荷状態を検出する負荷検出手段と、該負荷検出手段により検出される負荷上昇に伴い機関に供給する燃料噴射量を増量する燃料噴射量制御手段と、吸気温度を検出する吸気温度検出手段と、燃料噴射圧を制御する燃料噴射圧制御手段と、該燃料噴射圧制御手段と前記燃料噴射量制御手段の出力に基づいて燃料を噴射する燃料噴射手段とを有し、前記燃料噴射圧制御手段が前記吸気温度検出手段により検出される吸気温度上昇に伴い燃料噴射圧を低圧側に補正する第1補正手段を有するディーゼル機関の燃料噴射制御装置において、前記負荷検出手段により検出される負荷が所定負荷以上の高負荷である時、前記吸気温度検出手段により検出される吸気温度上昇に伴い燃料噴射圧を高圧側に補正する第2補正手段を前記燃料噴射圧制御手段に設けたことを特徴とするディーゼル機関の燃料噴射制御装置。

IPC (3件)：

F02D 41/38 ZAB , F02D 41/04 ZAB , F02D 41/04 395

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