特許
J-GLOBAL ID:200903087087772601

プレート式熱交換器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江原 省吾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-074719
公開番号(公開出願番号):特開平5-280883
出願日: 1992年03月30日
公開日(公表日): 1993年10月29日
要約:
【要約】【目的】 プレート式熱交換器(10)の製作に際し、伝熱プレート(20)とガスケット(16)の種類を単一化することによって製造コストを低減する。また、伝熱プレート(20)の上下反転と表裏反転を利用して熱交換媒体の流路の高さを多段階的に変化させ、熱交換条件の最適化を図る。【構成】 伝熱面(11)の周縁部に設けられたガスケット(16)の支持面(15)を伝熱プレート(20)の成形深さ(H)の中央に位置させると共に、伝熱面(11)上に非対称配置で間隔保持用のビード(14A)(14B)を配設する。そして、積層される伝熱プレート(20)の内、特定のものを上下反転(20B)させるか、あるいは表裏反転(20C)(20D)させて残余の伝熱プレート(20A)と所定の積層順序で重ね合わせてプレート式熱交換器(10)を組立てる。
請求項(抜粋):
伝熱面に乱流発生用の波形部を形成してなる伝熱プレートを、ガスケットを介して複数枚重ね合わせることによって構成されたプレート式熱交換器において、上記伝熱面の周縁部に設けられたガスケットの支持面を、当該伝熱プレートの成形深さの中央に位置させると共に、上記伝熱面上で当該伝熱プレートの幅方向から見て非対称の位置に、上記乱流発生用の波形部よりも大きな高さを有するビードを配設し、かつ、上記複数枚の伝熱プレートの内、特定のものをこの伝熱プレートと同一の平面上で上下反転させるか、あるいは上記伝熱面上で互いに直交する横軸または縦軸を回転中心として表裏反転させ、この上下反転あるいは表裏反転された伝熱プレートと、上下反転あるいは表裏反転されておらない残余の伝熱プレートとを所定の積層順序で重ね合わせることによって、隣接する伝熱プレートの間で熱交換媒体の流路の高さを広狭自在に調節し得るように構成したことを特徴とするプレート式熱交換器。
IPC (2件):
F28F 3/08 301 ,  F28D 9/02

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