特許
J-GLOBAL ID:200903087096702918

NOxを減少させるFCC再生方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-153242
公開番号(公開出願番号):特開平6-093271
出願日: 1993年06月24日
公開日(公表日): 1994年04月05日
要約:
【要約】【目的】 現存するFCC再生器を使用できる、NOxの排出を減らす方法および装置を提供する。【構成】 FCC再生器からのNOxの発生は、完全および部分CO燃焼モードの中間で再生器を運転することにより減少する。1モル%以下のO2、1または2%までのCOで運転することにより、使用済み触媒のコークス中の窒素化合物をNOxに酸化し、同時に再生器内のNOxを窒素に転化する条件が形成される。下流のCOボイラーは、大量のNOxを生成せずに、この低CO煙道ガスを燃焼できる。大部分のNOx排出物を除去できる。本発明の装置では、再生器煙道ガスを監視するCOおよびO2分析機により再生器の空気:コークス比をコントロールする。
請求項(抜粋):
使用済み流動接触分解(FCC)触媒からコークスおよび窒素化合物を燃焼して該触媒を再生することにより100ppm(体積)以下のNOxを含む煙道ガスを生成する方法であって、該窒素化合物は、下流のCOボイラーと共に完全CO燃焼モードまたは部分CO燃焼モードで再生器が運転されたとしたら、少なくとも100ppmの大気中に排出されるスタックガス窒素化合物含量を生成するのに十分な量で存在し、a.触媒の1つの沸騰流動床を含む再生器ベッセルにおいてコークスおよび窒素化合物により失活した使用済みFCC触媒を、酸素または酸素含有再生ガスを該沸騰床の下方部分に加え、1100〜1400°Fの濃厚床温度を包含し、該使用済み触媒を再生するのに十分な再生条件において該再生器を運転することにより、再生する工程であって、i.該再生器において触媒上のコークスおよび窒素化合物の少なくとも一部分をNOx、COおよび揮発するNOx前駆体に酸化し、ii.該濃厚床と該濃厚床上の希薄相領域との中間で25〜250°Fの後燃焼を生ぜしめ、iii.該再生器ベッセル内で生成したNOxの少なくとも50%を窒素に転化し、iv.乾量基準の体積%で1.0.00〜1.0モル%の酸素2.0.05〜2.0モル%のCO3.50ppm以下のNOx、および4.揮発するNOx前駆体を含む再生器煙道ガスを生成する工程b.再生器煙道ガスのCO含量の少なくとも50%および再生器煙道ガスの揮発するNOx前駆体の少なくとも50%を酸化して1.0.5〜6モル%の酸素2.200ppm以下のCO、および3.100ppm以下のNOxを含むCOバーナー手段煙道ガスを生成するのに十分なCO燃焼条件において追加の酸素含有ガスと接触させることにより、該再生器から独立してその下流にあるCO燃焼手段において該再生器煙道ガスを燃焼する工程を含んで成る方法。
IPC (8件):
C10G 11/18 ZAB ,  B01D 53/36 ZAB ,  B01D 53/36 102 ,  B01J 8/24 321 ,  B01J 8/26 ,  B01J 29/38 ZAB ,  B01J 38/12 ,  C10G 11/22 ZAB
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特表平5-508345

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