特許
J-GLOBAL ID:200903087096755817

振動ペンの構造

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-281290
公開番号(公開出願番号):特開平11-099798
出願日: 1997年09月29日
公開日(公表日): 1999年04月13日
要約:
【要約】【課題】 スタイラスが傾斜してもピストンが安定して振動させることができ、打刻深さにばらつきの少ない振動ペンの構造を提供する。【解決手段】 保持体22の隔壁23に密着部材17を保持させ、滑り軸受26でピストン28を支承し、ピストン28を密着部材17に分離可能に接合させて加圧室29を形成する。スタイラス31の頭部30を球面状にしてピストン28の往復運動に追従可能にピストン28に点接触させ、スタイラス31を滑り軸受32で支承し、頭部30と滑り軸受32間に復帰手段33を設け、加圧室29に流入される圧縮空気の圧力と復帰手段33の復帰弾力との大小関係によりピストン28とスタイラス31を振動させ、スタイラス31が傾斜しても、ピストン28の上下動作に影響させない。
請求項(抜粋):
供給口(24)から供給される圧縮性流体が流入する流路(25)をもつ保持体(22)と、保持体(22)内に保持される密着部材(27)と、流路(25)を流通する前記圧縮性流体の圧力に応じて保持体(22)内において密着部材(27)と接触あるいは密着部材(27)から遊離して往復運動するピストン(28)と、保持体(22)内においてピストン(28)の往復運動を案内する第1の滑り軸受(26)と、ピストン(28)に点接触する球面の頭部(30)をもち、頭部(30)とともにピストン(28)の往復運動に追従して先端部でワーク表面を打刻するスタイラス(31)と、スタイラス(31)の往復運動を案内する第2の滑り軸受(32)と、保持体(22)と頭部(30)との間に設けられ、流路(25)から流入する前記圧縮性流体の圧力に抗してピストン(28)を密着部材(27)に常時押しつける力を付与する復帰手段(33)と、を備えることを特徴とする振動ペンの構造。

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