特許
J-GLOBAL ID:200903087103533655

分散時刻合わせ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田澤 博昭 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-082200
公開番号(公開出願番号):特開平11-282812
出願日: 1998年03月27日
公開日(公表日): 1999年10月15日
要約:
【要約】【課題】 ネットワークへの負荷が少なく、要求されている時刻同期精度を保証することのできる分散時刻合わせ装置を実現する。【解決手段】 最大許容誤差管理部12が管理する当該分散システムで要求される時刻誤差の最大許容誤差範囲と、時計速度比管理部13が管理する子ステーション31 ,32 ,・・・・,3n の時計装置の速度の、親ステーション1の基準時計11の速度に対する速度比の最大値と最小値に基づいて、時刻通知周期管理部14が決定した送信周期により、基準時刻送信部15より基準時計11の値を基準時刻として送信し、少ないネットワーク2への負荷で、子ステーション間の時刻差を要求される範囲内に収めたもの。
請求項(抜粋):
それぞれが時計装置を備える複数の子ステーションが、ネットワークを介して、基準時刻を提供する基準時計を備える親ステーションに接続された分散システムにて、前記基準時計の時刻に、前記各子ステーションの時計装置の時刻を所定の範囲内に合わせる分散時刻合わせ装置において、当該分散システムにおいて許容されている時刻誤差の最大許容誤差範囲を管理する最大許容誤差管理部と、前記基準時計の速度に対する、前記各子ステーションの備える時計装置の速度の、最大速度比と最小速度比の差分の最大値である最大速度比差の管理を行う時計速度比管理部と、前記最大許容誤差管理部の管理する最大許容誤差範囲と、前記時計速度比管理部の管理する最大速度比差とから、前記親ステーションが基準時刻を送信する周期を決定する時刻通知周期管理部と、前記時刻通知周期管理部が決定した周期にしたがって、前記基準時計の値を基準時刻として各子ステーションにブロードキャストする基準時刻送信部とを備えたことを特徴とする分散時刻合わせ装置。

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