特許
J-GLOBAL ID:200903087106793232

電子制御サーモスタットの制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-316162
公開番号(公開出願番号):特開2003-120294
出願日: 2001年10月15日
公開日(公表日): 2003年04月23日
要約:
【要約】【課題】 自動車用エンジンの冷却水温度制御を、種々の運転状態に合わせて効果的に行うことにより、自動車のより一層の燃費向上を可能とする。【解決手段】 自動車用エンジン1の状態を検出する各種センサ類からのパラメータを、エンジン制御ユニット24に入力する。そして、エンジン制御ユニットが、自動車の運転状態を表すパラメータとしてのアクセル開度とエンジン回転数との値によって、エンジン負荷が小さくなると判断したときは、電子制御サーモスタットで前記冷却水温度を高温に保つように制御する。一方、中、高負荷が多くなると判断したときは、前記パラメータの値に対応する目標温度をエンジン制御ユニットから読み出して電子制御サーモスタットを制御するように、切り換えを行う。これにより電子制御サーモスタットは、エンジン冷却水温度制御系において、エンジンの負荷に応じて冷却水温度を所要の状態に可変設定する。
請求項(抜粋):
自動車用エンジンの負荷に応じて電子制御サーモスタットにより冷却水温度を可変設定するエンジン冷却水温度制御系における電子制御サーモスタットの制御方法であって、エンジンの状態を検出する各種センサ類からのパラメータを、エンジン制御ユニットに入力し、前記エンジン制御ユニットが、自動車の運転状態を表すパラメータの値によって、エンジン負荷が小さくなると判断したときは、前記電子制御サーモスタットで前記冷却水温度を制御するための目標設定水温を常に一定の高温に保つような制御方法に切り換え、中、高負荷が多くなると判断したときは、前記電子制御サーモスタットで前記パラメータの値に対応する目標温度を前記エンジン制御ユニットから読み出して制御するような制御方法に、切り換え制御することを特徴とする電子制御サーモスタットの制御方法。
IPC (2件):
F01P 7/16 503 ,  F01P 7/16 502
FI (2件):
F01P 7/16 503 ,  F01P 7/16 502 H
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • エンジンの冷却水制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-286004   出願人:日本電産トーソク株式会社
  • サーモスタット装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-202712   出願人:三菱自動車エンジニアリング株式会社, 三菱自動車工業株式会社

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