特許
J-GLOBAL ID:200903087108577693
試料導入装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
野口 繁雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-352763
公開番号(公開出願番号):特開平10-170488
出願日: 1996年12月13日
公開日(公表日): 1998年06月26日
要約:
【要約】【課題】 試料量が微量であっても多量であってもともに精度のよい計量を行なうことができるとともに、試料注入用ニードルの洗浄も十分に行なうことのできるようにする。【解決手段】 6ポジションバルブ20が図2(B)のポジションにされてニードル6がサンプリングループ4を経てプランジャポンプ22に接続され、ニードル6がバイアル28内の試料に浸され、プランジャポンプ22により試料が必要な量だけ吸入される。その後、ニードル6が試料注入口16へ移動し、6ポートバルブ2がインジェクションの状態に、6ポジションバルブ20が図2(C)のポジションに切り換えられ、移動相8により試料がカラム14へ導入される。試料導入量がプランジャポンプ22の1回の行程の容量を越えた多量の場合は、6ポートバルブ2は図2(B)の状態のままで6ポジションバルブ20が図2(B)と(C)のポジションの間で切り換えられて、プランジャポンプ22による試料吸入が繰り返される。
請求項(抜粋):
先端に試料注入用ニードルを備えた試料計量用サンプリングループと、計量ポンプと、前記試料計量用サンプリングループにつながるポート、移動相を供給する流路につながるポート、カラムへつながるポート、試料導入口につながるポート及び前記計量ポンプを接続した後記マルチポジションバルブにつながるポートを少なくとも備え、移動相がサンプリングループ、ニードルを経て試料導入口からカラムへ流れる流路を形成するインジェクション状態、並びに移動相がサンプリングループ、ニードル及び試料導入口のいずれも経ないでカラムへ流れる流路を形成するロード状態の間で切り換えられるマルチポートバルブと、前記計量ポンプが共通ポートに接続され、その共通ポートを少なくとも前記マルチポートバルブにつながるポート、洗浄液につながるポート及び洗浄ポットにつながるポートの間で切り換えて接続するマルチポジションバルブと、を備えたことを特徴とする試料導入装置。
引用特許:
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