特許
J-GLOBAL ID:200903087110994196

電気車制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大岩 増雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-032521
公開番号(公開出願番号):特開平11-234802
出願日: 1998年02月16日
公開日(公表日): 1999年08月27日
要約:
【要約】【課題】 電力制御手段の短絡故障等の検知を、充電抵抗の容量を大きくすることなく、すばやく検出し、保護動作として第1と第2のスイッチを開放状態とすることができる電気車制御装置を得る。【解決手段】 比較器23により、電流検出器22の出力を、フィルタリアクトル5のインダクタンス、フィルタコンデンサ6の容量、充電抵抗器4の抵抗値、直流電源電圧検出器21の出力値から算出した異常判定基準値と比較することにより、故障出力信号をスイッチ制御手段18に出力し、スイッチ制御手段18は故障出力信号を受けたときは第2のスイッチ3を閉じず、第1のスイッチ2を開くようにしたものである。
請求項(抜粋):
直流電源に接続される集電装置と、この集電装置に直列に接続された第1および第2のスイッチと、この第2のスイッチに並列に接続された充電抵抗器と、上記第2のスイッチにフィルタリアクトルおよびフィルタコンデンサを介して接続された電力制御手段と、この電力制御手段により制御される電気車駆動用の主電動機と、上記第1および第2のスイッチの開閉を制御するスイッチ制御手段とを備えた電気車制御装置であって、直流電源の電圧を検出する電圧検出器と、直流電源から上記フィルタコンデンサおよび電力制御手段への入力電流を検出する電流検出器と、この電流検出器の出力と上記電圧検出器の出力に対応して定められる異常判定基準値とを比較する比較器とを備え、上記比較器は、上記第1のスイッチが閉成されたとき、上記電流検出器の出力値が所定時間以内に上記異常判定基準値を下回るか、または上記第1のスイッチが閉成されたとき、上記電流検出器の出力値が上記異常判定基準値を所定時間(所定時間は零を含む)以上上回るかを判断し、上記電流検出器の出力値が上記異常判定基準値を所定時間以上上回った場合は故障出力信号を上記スイッチ制御手段に出し、上記スイッチ制御手段は、故障出力信号を受けないときは、フィルタコンデンサ電圧が充電された場合には、上記第2のスイッチを閉成し、故障出力信号を受けたときは上記第2のスイッチを閉成せず、閉成している上記第1のスイッチを開放することを特徴とする電気車制御装置。
IPC (2件):
B60L 3/04 ,  H02H 7/00
FI (2件):
B60L 3/04 B ,  H02H 7/00 K
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-096601
  • 電源装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-295510   出願人:三菱電機株式会社
  • 特開平1-291602

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