特許
J-GLOBAL ID:200903087112670487

送信者匿名性確保秘密情報伝達方法、その装置及びそのプログラム記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-205921
公開番号(公開出願番号):特開平11-055247
出願日: 1997年07月31日
公開日(公表日): 1999年02月26日
要約:
【要約】【課題】 インターネットのマルチメディア伝送で送信者と受信者の関係を秘匿する。【解決手段】 送信装置Tで秘密情報M-Rを自己の署名用秘密鍵Sk で署名してS-Rを作り、そのS-RとM-Rを受信装置Rの公開鍵P-Rで暗号化して情報Z-Rとし、この例は二つの回送装置F2,F1を順次介してRへ送る場合でRへの宛先情報を含むM-F1とZ-RをSk で署名してS-F1を得、S-F1,M-F1,Z-RをF1の公開鍵で暗号化してZ-F1とし、Z-F1,F1への宛先情報を含むM-F2とをSk で署名してS-F2とし、S-F2,M-F2,Z-F1をF2の公開鍵で復号化してZ-F2としてF2へ送信する。F2ではその秘密鍵で復号し、M-F2,S-F2,Z-F1を得、これを公開鍵で検証し、合格ならF1の公開鍵で暗号化してF1へ送信する。
請求項(抜粋):
機密にしたい情報に対する電子署名を生成し、その電子署名と前記情報とを合わせた情報を暗号化することをセキュリティ化と定義し、機密情報送信装置においてa.その機密情報送信装置から機密情報受信装置への情報回送における全ての機密情報回送装置及び前記機密情報受信装置の各宛先と各暗号鍵と、前記機密情報送信装置での電子署名を生成する鍵と、機密情報回送装置の回送順序をあらかじめ記憶・設定しておき、b.まず前記機密情報受信装置宛ての機密にしたい情報に対するセキュリティ化を行い、c.次に、そのセキュリティ化した情報に対し、前記機密情報受信装置への回送逆順に前記機密情報回送装置宛の機密にしたい情報及び次の回送宛先を加えてセキュリティ化を行うことを、前記機密情報回送装置の数分だけ繰返し、d.その最終のセキュリティ化により生成された情報を回送順序のはじめの前記機密情報回送装置へ送信し、前記機密情報回送装置では、a.復号鍵と、電子署名検証鍵と、暗号鍵とをあらかじめ記憶しておき、b.受信情報を前記復号鍵で復号化し、c.その復号化情報が暗号化情報であるか否かを判定し、d.その判定が暗号化情報であればその情報を前記復号鍵で再び復号化し、e.前記bまたはdにより得られた復号化情報中の電子署名を、前記電子署名検証鍵により検証し、f.その検証に合格すれば自装置宛の機密情報を取得し、g.前記復号化情報からその電子署名及び前記取得機密情報を除去し、また前記復号化情報から次に送信すべき装置の回送宛先を得、h.前記除去された残りの前記復号化情報を前記次に送信すべき装置の前記暗号鍵で暗号化して、前記次の宛先の装置へ送信し、前記機密情報受信装置では、a.復号鍵と電子署名検証鍵をあらかじめ記憶しておき、b.受信情報を前記復号鍵で2回復号化し、c.その復号化情報中の電子署名を、前記電子署名検証鍵により検証し、d.その検証に合格すれば自装置宛の機密情報を取得することを特徴とする送信者匿名性確保機密情報伝達方法。
IPC (5件):
H04L 9/32 ,  G09C 1/00 620 ,  G09C 1/00 640 ,  H04L 9/10 ,  H04L 9/14
FI (5件):
H04L 9/00 675 Z ,  G09C 1/00 620 Z ,  G09C 1/00 640 Z ,  H04L 9/00 621 Z ,  H04L 9/00 641
引用特許:
審査官引用 (1件)

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