特許
J-GLOBAL ID:200903087113671053

分析用試料調製装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 良平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-252467
公開番号(公開出願番号):特開平10-078381
出願日: 1996年09月02日
公開日(公表日): 1998年03月24日
要約:
【要約】【課題】 フィルタホルダを使用せずに濾紙の交換を確実に行なう。【解決手段】 濾紙401が収納されている濾紙マガジンケース402内に上方より吸着ノズル403を下降させ、負圧により濾紙401を吸引する。吸着ノズル403を上昇させる際に、突起406に濾紙の縁周端部が接触し、濾紙は上方に撓む。このとき、吸引されている複数の濾紙の内、直接吸着ノズル403に密着している濾紙とその下の濾紙との間には間隙が生じ、吸着力が弱まり下の濾紙は落下する。これにより、1枚の濾紙のみが濾紙マガジンケース402から取り出される。
請求項(抜粋):
粉粒体試料の含有成分を液体中に溶出させて分析用の液体試料を作成するための前処理を行なう分析用試料調製装置において、溶出液から粉粒体試料の固形物を除去するべく濾過を行なう装置であって、a)複数の薄膜状のフィルタを積層して保持する容器であって、該フィルタの外形よりも大きな上面開口を有するフィルタ保管容器と、b)該フィルタ保管容器の上面開口の下側近傍に前記フィルタの外縁周よりも内周側に突出して形成された複数の突起部と、c)負圧をもってその下面に前記フィルタの略中央付近を吸引する吸引ノズルと、d)前記フィルタ保管容器の上面開口から該フィルタ保管容器内部に下降するように前記吸引ノズルを略垂直方向に上下動させる駆動機構と、を備えることを特徴とする分析用試料調製装置。
IPC (2件):
G01N 1/10 ,  G01N 33/00
FI (3件):
G01N 1/10 F ,  G01N 1/10 B ,  G01N 33/00 A

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