特許
J-GLOBAL ID:200903087118173531

分散ファイルシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-241534
公開番号(公開出願番号):特開平7-093205
出願日: 1993年09月28日
公開日(公表日): 1995年04月07日
要約:
【要約】【目的】 クライアントのキャッシュヒット率を向上し、ファイルアクセスを高速化する分散ファイルシステムを提供する。【構成】 ファイルサーバ200は、ユーザ名とそのユーザが頻繁にアクセスするファイル名を対応づけて記録するアクセス頻度データベース250を持つ。クライアント100は、ログイン中のユーザ名を記録するログインユーザテーブル130と、キャッシュ優先度制御モジュール142を持つ。キャッシュ優先度制御モジュール142は、アクセス頻度データベース250とログインユーザテーブル130の内容に基づき、キャッシュ領域170内の各ファイルのコピーに優先度を設定する。【効果】 クライアントにログインするユーザごとに、使用頻度の高いファイルを優先的にキャッシングすることにより、キャッシュのヒット率を向上させ、ファイルアクセスを高速化できる。
請求項(抜粋):
複数のファイルを保管するファイルサーバと、該ファイルサーバに保管されたファイルにアクセスするクライアントとがネットワークで接続され、前記クライアントは、前記ファイルのコピーを保管するキャッシュ記憶装置を有する分散ファイルシステムにおけるキャッシュ優先度制御方法であって、前記ファイルサーバ内に、前記クライアントからログインを行なうユーザ毎に、そのユーザ名とそのユーザが頻繁にアクセスするファイルのファイル名とを対応付けて記憶するアクセス頻度データベースを設け、前記クライアント内に、そのクライアントから前記ファイルサーバに対してアクセスして自己のキャッシュ記憶装置内に取り込んだいずれかのファイルの追い出し時に当該キャッシュ記憶装置内に残すか否かの判断の基準となる優先度を定める優先度テーブルを設け、前記クライアントにおいて、あるユーザがログインした際、そのユーザのユーザ名を認識し、前記クライアントにおいて、前記ユーザが前記ファイルサーバからあるファイル名のファイルを取りだして前記キャッシュ記憶装置に格納したとき、前記アクセス頻度データベースの内容に基づいて、当該ファイルが当該ユーザが頻繁にアクセスするファイルであるか否かを調べ、その結果に応じて前記優先度テーブルにおける当該ファイルの優先度を定め、前記キャッシュ装置からいずれかのファイルを追い出すべきとき、前記優先度テーブルの内容に基づいて、優先度の低いファイルを当該追い出すべきファイルとして決定することを特徴とするキャッシュ優先度制御方法。
IPC (2件):
G06F 12/00 545 ,  G06F 13/00 357

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