特許
J-GLOBAL ID:200903087124967205

テンショナ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-176834
公開番号(公開出願番号):特開平8-042650
出願日: 1994年07月28日
公開日(公表日): 1996年02月16日
要約:
【要約】【目的】 テンショナに備えられるスプリングサポート15やインサートベアリング16等のダンピング部材が、ポリアミド4-6樹脂を主成分とするものである場合に、ポリアミド4-6樹脂の吸水性を改善して該吸水性に起因するダンピング部材の寸法変化を抑制できるようにする。【構成】 ダンピング部材を、フェノール類及びホルムアルデヒドの縮合物が10〜18wt%と、3〜15wt%のアラミド繊維と、2〜10wt%のポリテトラフルオロエチレン樹脂とがそれぞれポリアミド4-6樹脂に添加された樹脂組成物により構成する。
請求項(抜粋):
固定体に固定可能な固定部材と、ベルトを押圧するためのプーリを有し、該プーリがベルトを押圧する方向に移動可能に上記固定部材により支持された可動部材と、上記固定部材及び可動部材間に介装され、可動部材を固定部材に対し所定方向に付勢する付勢手段と、上記固定部材及び可動部材間に介装され、可動部材の移動をダンピングするダンピング部材とを備え、上記付勢手段の付勢力により上記プーリにベルトを押圧させて所定の張力を付与する一方、ベルト張力の変動時に可動部材が上記付勢方向とは逆の方向に移動されるときにその移動をダンピング部材によりダンピングするようになされたテンショナにおいて、上記ダンピング部材は、ポリアミド樹脂にフェノール類とアルデヒドとの縮合物が添加された樹脂組成物からなり、上記縮合物は、樹脂組成物が加熱されたときに上記ポリアミド樹脂のアミド基の水素との間で脱水反応を起こして該縮合物をポリアミド樹脂と化学的に結合させる遊離メチロール基を含有するものであることを特徴とするテンショナ。
IPC (3件):
F16H 7/12 ,  C08L 61/06 LMB ,  C08L 77/02 LQT
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特公昭62-002182
  • 特開昭58-141234
  • 特公平3-006178

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