特許
J-GLOBAL ID:200903087129010537

方向性電磁鋼板の絶縁被覆剤、絶縁被膜形成方法及び方向性電磁鋼板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 茶野木 立夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-020660
公開番号(公開出願番号):特開平7-228977
出願日: 1994年02月17日
公開日(公表日): 1995年08月29日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 仕上げ焼鈍済みの方向性電磁鋼板の表面に適用される被覆剤は、アルミナ-ほう酸系を主成分とし、添加物として、クロム酸塩、或いは微粒子シリカの1種またはそれ以上を含むことを特徴としている。またこれを電磁鋼板上に塗布し、600°C〜1100°Cの高温で短時間焼き付けることにより、強い密着力を持つ一様な被膜を形成させることができる。【効果】 新しい主成分からなる絶縁被膜形成用の被覆剤は、あらゆる種類の電磁鋼板の絶縁被膜として適用することができ、優れた表面張力を鋼板に与える。600°C〜1100°Cの範囲での焼き付けにより形成させたこの絶縁被膜を有するのみで、従来のようにレーザー磁区制御技術を施さなくても、優れた磁気特性を有する方向性電磁鋼板を提供することができる。
請求項(抜粋):
コロイド状アルミナ、微粒子アルミナ、及びアルミニウム化合物により1種、または2種以上を酸化物Al2 O3 換算で100重量部に対して、ほう酸及びほう酸塩より1種または2種以上を酸化物B2 O3 換算で20〜80重量部からなり、これらの主成分に対して添加物として、クロム酸、重クロム酸、及びクロム酸塩より1種または2種以上を酸化物CrO3 換算で0.1〜20重量部、及び/或いはコロイド状シリカ、及び微粒子シリカより1種または2種以上を酸化物SiO2 換算で1.0〜10重量部(但し両添加物を併せて1.0〜20重量部)を含有することを特徴とした方向性電磁鋼板の絶縁被覆剤。
IPC (6件):
C23C 22/00 ,  B05D 3/02 ,  B32B 15/08 ,  C21D 9/46 501 ,  C23C 20/08 ,  H01F 1/16
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭51-101899
  • 特開昭54-143737

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