特許
J-GLOBAL ID:200903087131862710

モータ駆動回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 最上 健治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-234774
公開番号(公開出願番号):特開平10-042586
出願日: 1996年07月18日
公開日(公表日): 1998年02月13日
要約:
【要約】【課題】 誤停止することなく、しかも異常発生時には確実にモータを停止し、モータ及びドライバー部の焼損を確実に防止できるようにしたモータ駆動回路を提供する。【解決手段】 モータへ電流を与えるドライバー部4に流れる電流の大きさによりモータを停止させる焼損防止手段を、第1及び第2の過電流判定値に達したことを検知する第1及び第2過電流検知回路6,7と、第1及び第2過電流検知回路により検出された過電流発生状態の期間が第1,第2の判定時間に達したことを判定する第1及び第2過電流発生時間判定回路8,9と、第1及び第2過電流発生時間判定回路より出力される第1及び第2モータ停止信号をOR回路10を介して入力するラッチ回路11とで構成し、第1の過電流判定値を第2の過電流判定値よりも小さく、第1の判定時間を第2の判定時間よりも長く設定する。
請求項(抜粋):
モータの回転位置の情報に基づいてモータに供給する電流を制御する制御部と、該制御部の出力信号を受けてモータへ電流を与えるドライバー部と、該ドライバー部に流れる電流の大きさによりモータを停止させる焼損防止手段とを有するモータ駆動回路において、前記焼損防止手段は、第1の過電流判定値に達したことを検知する第1の過電流検知回路と、第1の過電流検知回路により検出された過電流発生状態の期間が第1の判定時間に達したことを判定する第1の過電流発生時間判定回路と、第2の過電流判定値に達したことを検知する第2の過電流検知回路と、第2の過電流検知回路により検出された過電流発生状態の期間が第2の判定時間に達したことを判定する第2の過電流発生時間判定回路と、第1の過電流発生時間判定回路より出力される第1のモータ停止信号と第2の過電流発生時間判定回路より出力される第2のモータ停止信号とをOR処理するOR回路と、該OR回路の出力信号を保持するラッチ回路とを備え、前記第1の過電流判定値は、前記第2の過電流判定値よりも小さく、前記第1の判定時間は、前記第2の判定時間よりも長く設定されていることを特徴とするモータ駆動回路。

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