特許
J-GLOBAL ID:200903087139799210

電子血圧計及び血圧の測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 喜平
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP1999003704
公開番号(公開出願番号):WO2000-003636
出願日: 1999年07月08日
公開日(公表日): 2000年01月27日
要約:
【要約】本発明は、脈波の振幅の変化によって形成される脈波振幅変化波形とカフ圧の変化によって血圧を決定する電子血圧計において、前記脈波が第1しきい値を超えたときの脈波振幅とカフ圧を検出して第1ポイントとするとともに、前記脈波が第2しきい値を超えたときの脈波振幅とカフ圧を検出して第2ポイントとし、次いで、この第1ポイントと第2ポイントを結ぶ脈波振幅一次式を算出し、この脈波振幅一次式にもとづいて、最高血圧値を求める構成としてある。この電子血圧計によれば、カフを手首に装着するタイプの電子血圧計のように、カフの装着の仕方によって脈波振幅にばらつきを生じる場合、あるいは被験者の体調によって脈波にある程度の乱れがあるような場合でも、正確に血圧を測定することができる。
請求項(抜粋):
血管に圧力を加えるためのカフと、該カフにおける圧力を調整するためのカフ圧調整手段と、該カフ圧調整手段によって血管に加えられる圧力が減圧されるときのカフ内圧力を圧力信号として出力する圧力信号変換手段と、前記圧力信号から脈波を検出する脈波検出手段と、前記圧力信号からカフ内の圧力を検出するカフ圧検出手段と、前記カフ内の圧力と前記脈波から血圧を決定する血圧決定手段とにより構成される電子血圧計において、 前記血圧決定手段が、 前記脈波のうちから第1しきい値を超えた最初の脈波振幅を第1脈波振幅値として検出する第1脈波検出手段と、 第2しきい値を超えた最初の脈波振幅を第2脈波振幅値として検出する第2脈波検出手段と、 前記第1脈波振幅値を検出したときの第1カフ圧値を検出する第1カフ圧検出手段と、 前記第2脈波振幅値を検出したときの第2カフ圧値を検出する第2カフ圧検出手段と、 前記第1脈波振幅値と前記第2脈波振幅値及び前記第1カフ圧値と前記第2カフ圧値にもとづいてカフ圧と脈波振幅の関係を一次式化する脈波振幅一次式算出手段と、 該脈波振幅一次式から最高血圧値を求める血圧算出手段とにより構成されることを特徴とする電子血圧計。
IPC (1件):
A61B 5/022

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