特許
J-GLOBAL ID:200903087146303840

多重系制御装置の相互異常診断処理方法及び装置、並 びに、これを備えた縮退型多重系制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高崎 芳紘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-261079
公開番号(公開出願番号):特開平6-214605
出願日: 1991年09月12日
公開日(公表日): 1994年08月05日
要約:
【要約】【目的】 サブシステム間での相互異常診断機能を有し、しかも全系のシステムダウンを確実に回避でき、かつ柔軟な多重系制御装置の相互異常診断処理方式。【構成】 制御対象を複数のサブシステム10i〜10kにより制御する多重系制御装置で、上記各サブシステムは、入力量nを所定の演算処理するロジック部11i〜11kと、他のサブシステムからの演算処理データDj、Dkを自己のデータDiと比較して自系の異常を診断する相互異常診断部12i〜12kと、さらに、上記相互異常診断部での診断の結果に基づいて自系を制御系から切り離し回路14i〜14kとを備えている。そして、上記複数のサブシステム間には、優先順位が予め定められており、異常発生の際には、この優先順位に従ってサブシステムの切り離しを行う。この優先順位の決定は、各サブシステムで行ってもよく、あるいは、独立した運転モード判定部19(図2)で行ってもよい。
請求項(抜粋):
共通の制御対象を複数のサブシステムにより制御する多重系制御装置であって、上記各サブシステムは、制御量を演算する制御演算部と、上記演算された制御量データを他のサブシステムにより演算された制御量データと比較することにより自系の異常を診断する相互異常診断部と、上記相互異常診断部での診断の結果、自系を制御系から切り離す信号切替部とを備えたものにおいて、上記複数のサブシステム間には、異常時での切り離しの優先順位が予め定められており、この優先順位に従って異常時の上記サブシステムの切り離しを行うことを特徴とする多重系制御装置の相互異常診断処理方法。
IPC (2件):
G05B 9/03 ,  G05B 9/02

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