特許
J-GLOBAL ID:200903087148609156

複合樹脂被覆金属板およびその製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 正
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-178488
公開番号(公開出願番号):特開平7-009616
出願日: 1993年06月28日
公開日(公表日): 1995年01月13日
要約:
【要約】【目的】 薄肉化深絞り缶等の厳しい加工により成形された缶に内容物を充填経時後もフレーバーがほとんど変化せず、また内容物を低温で充填後の缶に外部から衝撃が加えられても樹脂層にクラックがほとんど入らない缶用素材として優れた特性を有する複合樹脂被覆金属板およびその製造方法を提供する。【構成】 上層がフレーバー性の維持が可能なポリエステル樹脂、下層が金属板との密着性および耐衝撃加工性の良好なポリエステル樹脂にポリカーボネート樹脂をブレンドした樹脂からなる複合樹脂層をクロム水和酸化物皮膜を有する金属板の片面、あるいは両面に積層した複合樹脂被覆金属板であり、積層される下層の樹脂の融点以上の温度に加熱した金属板に複合樹脂を積層するか、ガラス転移温度+30°C以上の温度に加熱した金属板に直接溶融押し出しする等の方法により得られる。
請求項(抜粋):
金属板の片面あるいは両面を、上層が下記の(1)式の基本構造の繰り返し単位を主体としたポリエステル樹脂層、下層が下記の(2)式の基本構造の繰り返し単位を主体としたポリカーボネート樹脂に下記の(1)式の基本構造の繰り返し単位を主体としたポリエステル樹脂をポリカーボネート樹脂に対する重量比で0.1〜1.5の割合でブレンドした樹脂層からなる複合樹脂層で被覆したことを特徴とする複合樹脂被覆金属板、[ポリエステル樹脂の基本構造]式中、R1は炭素数2〜6のアルキレン基、R2は炭素数2〜24のアルキレン基またはアリーレン基、[ポリカーボネート樹脂の基本構造]式中、R3は炭素数2〜10の脂肪族炭化水素、あるいは炭素数6〜18の芳香族炭化水素。
IPC (2件):
B32B 15/08 104 ,  B32B 31/20

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