特許
J-GLOBAL ID:200903087150713661
鉄道車両用集電装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
内田 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-215357
公開番号(公開出願番号):特開平6-022406
出願日: 1992年07月03日
公開日(公表日): 1994年01月28日
要約:
【要約】【目的】走行時に発生する空力音の低い鉄道車両用集電装置の提供。【構成】摺板4aが昇降自在なパンタグラフ1を備え、パンタグラフ1はカバー11の内部に収納され、カバー11は柱体部15と柱体部15の上端に接合する膨出上部16とを備え、膨出上部16は前後端16a,16bから中央へ行く程に幅W2が連続的に拡大する形状とされ、柱体部15は前後端15a,15bから中央へ行く程に幅W1が連続的に拡大する形状とされ、膨出上部16の上面側に摺板4aが突出できる開口部17が開設されたこと。【効果】車両走行時に発生する相対的な空気流を、柱体部及び膨出状部の各前端で掻き分け、柱体部及び膨出状部の各外表面に沿わせるように円滑に流すことができ、更に空気流れと衝突するパンタグラフの露出部分が少なくできる。その結果、本発明は、発生する空力音を低くすることが可能となり、鉄道車両の高速化に伴い生じる騒音対策に対応できる。
請求項(抜粋):
摺板が昇降自在なパンタグラフを備えた鉄道車両用集電装置において、パンタグラフはカバーの内部に収納され、このカバーは柱体部とこの柱体部の上端に接合する膨出上部とを備え、膨出上部は前後端から中央へ行く程に幅が連続的に拡大する形状とされ、柱体部は前後端から中央へ行く程に幅が連続的に拡大する形状とされ、膨出上部の上面側に前記摺板が突出できる開口部が開設されたことを特徴とする鉄道車両用集電装置。
前のページに戻る