特許
J-GLOBAL ID:200903087165002575

気体透過性フィルム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 喜平 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-213187
公開番号(公開出願番号):特開平8-052816
出願日: 1994年08月15日
公開日(公表日): 1996年02月27日
要約:
【要約】【目的】 透過気体(酸素ガス,二酸化炭素ガス,水蒸気)の種類によることなく、かつ透明性や物性を阻害することなく、気体の透過性を向上しうる気体透過性フィルムを提供する。【構成】 ポリオレフィンの単層もしくは多層、またはポリオレフィンとポリスチレン系樹脂との多層の基体フィルムの片面に、平均穴面積、深さ、穿設密度、および平均面積×穿設密度について所定の値を有する非貫通穴を設け、酸素ガス透過性を非貫通穴未穿設フィルムに比し5%以上向上させ、かつ透明性をヘイズ値として70%以下とする。
請求項(抜粋):
高分子フィルムからなる気体透過性フィルムにおいて、(a)その厚さが、10〜200μmのポリオレフィンの単層もしくは共押出しによる多層の基体フィルム、またはポリオレフィンとポリスチレン系樹脂との共押出しによる多層の基体フィルムからなること、(b)前記基体フィルムの片面に、平均穴面積Sが10-6〜10-2cm2で、深さが、その深さの基体フィルムの厚さに対する比率として1〜99.0%である非貫通穴が、穿設密度σとして、1cm2 当たり1〜10,000個の割合で穿設されていること、(c)前記平均穴面積S(cm2)と前記穿設密度σ(個/cm2)との積が、下記式(I)を満たすこと、10-5≦S×σ≦0.6 ...(I)(d)その酸素ガス透過性が、非貫通穴の未穿設のフィルムと比較して、5%以上向上すること、および(e)その透明性が、ヘイズ値として70%以下であることを特徴とする気体透過性フィルム。
IPC (8件):
B29D 7/01 ,  B32B 5/18 ,  B32B 27/00 ,  B32B 27/30 ,  B32B 27/32 ,  B01D 71/26 ,  B01D 71/28 ,  B29K 23:00

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