特許
J-GLOBAL ID:200903087174396268

移動体通信システムにおける無線ベアラの高速な確立

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鷲田 公一
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-536954
公開番号(公開出願番号):特表2009-514279
出願日: 2006年09月19日
公開日(公表日): 2009年04月02日
要約:
本発明は、無線リソース制御プロトコルを終端処理するネットワーク要素と、モバイル端末との間に無線ベアラを確立する方法に関する。本発明は、自身とモバイル端末との間に無線ベアラを確立するRNCと、専用に適合化されているモバイル端末と、ネットワーク要素および少なくとも1つのモバイル端末を備えているシステムと、を提供する。手順中のシグナリングによって生じる遅延を低減する目的で、本発明は、2つのメカニズムを提案する。第1のメカニズムは、少なくとも無線ベアラ構成設定のセットを含んでいるリソースプールを事前に構成設定し、利用可能な無線ベアラ構成設定をモバイル端末に知らせることによって、無線ベアラのための無線リンクをセットアップすることによって生じる遅延を低減することを目的としている。第2のメカニズムは、モバイル端末が識別子を選択することのできる、利用可能な識別子のセットをシグナリングすることによって、無線ネットワーク一時識別子の明示的な割当てによって生じる遅延を回避することを目的としている。
請求項(抜粋):
無線アクセスネットワーク内の、無線リソース制御プロトコルを終端処理するネットワーク要素と、モバイル端末との間に無線ベアラを確立する方法であって、前記無線アクセスネットワークによって実行される以下のステップ、すなわち、 モバイル端末を識別するための少なくとも1つの利用可能な無線ネットワーク一時識別子を含む識別子のセットを、少なくとも1つのモバイル端末にシグナリングするステップと、 前記無線アクセスネットワーク内の、前記無線リソース制御プロトコルを終端処理する前記ネットワーク要素において、モバイル端末からの接続セットアップ要求メッセージを受信するステップであって、前記接続セットアップ要求メッセージが、識別子の前記セットから前記モバイル端末によって選択された無線ネットワーク一時識別子を含んでいる、前記ステップと、 前記接続セットアップ要求メッセージに応答して、無線アクセスネットワーク内の、無線リソース制御プロトコルを終端処理する前記ネットワーク要素と、前記要求中のモバイル端末との間に無線ベアラを確立するステップであって、前記選択された無線ネットワーク一時識別子が、前記確立された無線ベアラ上での通信においてモバイル端末を識別するために使用される、前記ステップと、 を含む、方法。
IPC (3件):
H04W 76/02 ,  H04W 92/10 ,  H04W 92/12
FI (3件):
H04Q7/00 581 ,  H04Q7/00 686 ,  H04Q7/00 687
Fターム (13件):
5K067AA14 ,  5K067CC08 ,  5K067CC14 ,  5K067DD17 ,  5K067DD23 ,  5K067DD24 ,  5K067DD51 ,  5K067DD57 ,  5K067EE02 ,  5K067EE10 ,  5K067EE16 ,  5K067EE24 ,  5K067FF05
引用特許:
審査官引用 (1件)
引用文献:
審査官引用 (6件)
  • Universal Mobile Telecommunications System (UMTS); Radio Resource Management strategies (3GPP TR 25.
  • Universal Mobile Telecommunications System (UMTS); Radio Resource Management strategies (3GPP TR 25.
  • Introducing preconfiguration upon radio bearer establishment
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