特許
J-GLOBAL ID:200903087174659455

微粒子処理方法および微粒子処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-004491
公開番号(公開出願番号):特開平11-197491
出願日: 1998年01月13日
公開日(公表日): 1999年07月27日
要約:
【要約】【課題】キャビテーションを抑制しながら、試料流体中の試料微粒子を連続的に濃縮する微粒子の処理手法およびこの手法を用いた装置を提供すること。【解決手段】容器31に微粒子成分を含む試料流体を導入する管21から試料溶液が導入される。超音波発生制御部13によって制御された前記超音波音源11、12から各々、微少に異なる周波数の超音波が照射されるとき、容器中での定在波の節あるいは腹は、超音波音源12の方向に進行してゆく。試料流体中に分散していた微粒子61は超音波音源12近傍に濃縮される。試料流体の流れの下流に、2つの試料溶液吸引管22、23をそれぞれ、超音波音源11と12の近傍に取り付けることで、微粒子成分を含まない試料流体と、微粒子成分を含む試料流体とを、それぞれの吸引管22、23から取り出す。【効果】流体中の微粒子を非接触にかつ連続的に濃縮分離できる。
請求項(抜粋):
微粒子を含む流体を流す直方体の容器に前記微粒子を含む流体を導入し、前記容器の中で前記流体に接し、流体の流れに直交するように配置され、かつ、互いに向かい合うように配置された一対の超音波発生源の各々から互いに所定の周波数ずれた周波数の超音波を発生させる前記各超音波発生源から、発生した超音波の位相差を経時的に変化させて、前記流体の音場内に発生した定在波を所定の方向に進行させることで、前記流体中に分散した微粒子を濃縮させ、前記互いに向かい合うように配置された一対の超音波発生源のうちの一方の低い周波数の超音波を照射する超音波発生源の近傍から前記微粒子が濃縮された流体成分を取り出し、一対の超音波発生源のうちの他方の高い周波数の超音波を照射する超音波発生源の近傍から前記微粒子が希釈された流体成分を取り出す、ことを特徴とする微粒子処理方法。
IPC (3件):
B01J 8/08 ,  B01D 43/00 ,  B01J 19/10
FI (3件):
B01J 8/08 ,  B01D 43/00 Z ,  B01J 19/10

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