特許
J-GLOBAL ID:200903087176249033

通信システムにおける送信権消滅解消方法、及びこの解消方法を適用した通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-039163
公開番号(公開出願番号):特開2000-244541
出願日: 1999年02月17日
公開日(公表日): 2000年09月08日
要約:
【要約】【課題】 送信権消滅エラーを、簡素な手順をもって速やかに解消し得る通信システムにおける送信権消滅解消方法を提供することを課題とする。【解決手段】 送信権を持つ中継装置が通信フレームを初送するに先立って、複数の中継装置の送信エラー回避フラグ値を共通の初期値に設定しておき、送信権を持つ中継装置は、自身の元から通信フレームを送信する際に、自身に設定されている送信エラー回避フラグ値に対して反転更新処理を施し、反転更新処理後の送信エラー回避フラグ値そのものを記述した通信フレームを生成し、生成した通信フレームを、複数の各中継装置の元を順次巡回するようにして送信する一方、送信権を持たない中継装置は、通信フレームを受信する毎に、自身に設定されている送信エラー回避フラグ値と、受信した通信フレーム中に記述されている送信エラー回避フラグ値とが一致するか否かに係る一致判定を行い、この一致判定の結果、前記両者が一致するときには送信権消滅エラーが生じたとみなして自身が送信権を獲得することで、送信権消滅エラーを解消する。
請求項(抜粋):
複数の中継装置間を伝送路を介して接続して構成され、かつ当該伝送路上には、前記複数の中継装置のうち、送信権を持つ唯一の中継装置が送信した唯一の通信フレームが、前記複数の各中継装置の元を順次巡回する如く構成された通信システムに用いられ、当該通信システムを構成する複数の中継装置のうち、送信権を持つ中継装置が消滅するといった送信権消滅エラーを解消する際に用いられる通信システムにおける送信権消滅解消方法であって、送信権を持つ中継装置が通信フレームを初送するに先立って、前記複数の中継装置の各々に対し、送信権消滅エラーを各自の元で判別する際に参照される送信エラー回避フラグの値を共通の初期値に設定しておき、送信権を持つ中継装置は、自身の元から通信フレームを送信する際に、自身に設定されている送信エラー回避フラグ値に対して反転更新処理を施し、当該反転更新処理後の送信エラー回避フラグ値そのものを記述した通信フレームを生成し、当該生成した通信フレームを、前記複数の各中継装置の元を順次巡回するようにして送信する一方、送信権を持たない中継装置は、通信フレームを受信する毎に、自身に設定されている送信エラー回避フラグ値と、当該受信した通信フレーム中に記述されている送信エラー回避フラグ値と、を比較するとともに、前記両者が一致するか否かに係る一致判定を行い、当該一致判定の結果、前記両者が一致しないときには送信権消滅エラーは生じていないとみなす一方、前記両者が一致するときには送信権消滅エラーが生じたとみなして自身が送信権を獲得することで、送信権消滅エラーを解消することを特徴とする通信システムにおける送信権消滅解消方法。
IPC (2件):
H04L 12/42 ,  G06F 13/00 357
FI (2件):
H04L 11/00 330 ,  G06F 13/00 357 C
Fターム (10件):
5B089GA31 ,  5B089GB02 ,  5B089JB22 ,  5B089KA12 ,  5B089MC08 ,  5B089MD04 ,  5B089ME00 ,  5K031AA07 ,  5K031AA08 ,  5K031DA05

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