特許
J-GLOBAL ID:200903087178070650

骨接合材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野田 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-065484
公開番号(公開出願番号):特開平9-224954
出願日: 1996年02月26日
公開日(公表日): 1997年09月02日
要約:
【要約】【課題】 骨が湾曲状に延在している場合であっても簡単な作業により骨を接合する骨接合材を提供すること。【解決手段】 骨接合材3は第1継手部材5と、第2継手部材7と、連結部材9からなる。第1、第2継手部材5、7は、断端部1Aの端面1Aー1から骨髄103に埋め込まれ固定される細長状の本体11と、この本体11に形成された挿通部13と、挿通部13に形成された係合部15とで構成されている。連結部材9は、直線状に延在形成された本体17と、本体17の両端に形成された係合部19とで構成されている。切断された肋骨1を接合するには、第1継手部材5の本体11を、一方の断端部1Aの骨髄103に押し込み、また、第2継手部材7の本体11を、肋骨1の他方の断端部1Aの骨髄103に押し込み、第1、第2継手部材5、7の孔1301に連結部材9を挿入する。
請求項(抜粋):
切断された骨の一方に固定される第1継手部材と、切断された骨の他方に固定される第2継手部材と、前記第1、第2継手部材を連結する連結部材とからなり、前記第1、第2継手部材は、切断された骨の端面からその骨髄に埋め込まれ固定される細長状の本体と、この本体の長手方向に沿って延在形成された挿通部と、この挿通部に形成された係合部とでそれぞれ構成され、前記連結部材は細長状に形成され、切断された骨の端面からその骨髄に埋め込まれ固定された第1、第2継手部材の挿通部に挿通され第1、第2継手部材を介して骨を切断する前の延在状態に保持する本体と、この本体がそれぞれ第1、第2継手部材の挿通部に挿通され切断された双方の骨の端面を当接させた状態で、第1、第2継手部材の係合部にそれぞれ係合し第1、第2継手部材が互いに離れる方向への動きを阻止する係合部とで構成され、前記第1、第2継手部材は、少なくともその表面が生体親和性材料により形成されている、ことを特徴とする骨接合材。
IPC (2件):
A61B 17/58 ,  A61L 27/00
FI (2件):
A61B 17/58 ,  A61L 27/00 F

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