特許
J-GLOBAL ID:200903087180543876

統合したエポキシ化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋沢 政光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-345072
公開番号(公開出願番号):特開平8-245603
出願日: 1995年12月08日
公開日(公表日): 1996年09月24日
要約:
【要約】【課題】 第二級アルコールの分子酸素による酸化、ケトン副生成物の分離、およびチタンシリカライト触媒と希釈剤の存在下でのオレフィンのエポキシ化を含んでなる統合したエポキシ化方法を提供する。【解決手段】 エポキシ化反応混合物からエポキシドを分離することにより得られた粗製アルコール流を希釈剤として用いる。【効果】 粗製アルコール流を希釈剤として用いるにもかかわらず、プロピレンオキシドのようなエポキシドに対する高い選択率が実現される。
請求項(抜粋):
次の工程:(a)液相中でC3 -C4 第二級アルコールと分子酸素を反応させて、C3 -C4 第二級アルコールと該C3 -C4 第二級アルコールに対応するC3 -C4 脂肪族ケトンと過酸化水素を含む酸化剤混合物を形成すること;(b)酸化剤混合物から実質的に全部のC3 -C4 ケトンを分離して、C3 -C4 第二級アルコールと過酸化水素と1重量%未満のC3 -C4 ケトンを含む濃厚過酸化水素含有流を得ること;(c)チタンシリカライト触媒および希釈剤の存在下で濃厚過酸化水素含有流をC2 -C4 オレフィンと反応させて、C2 -C4 オレフィンに対応するC2 -C4 エポキシドと水とC3 -C4 第二級アルコールを含むエポキシ化反応混合物を形成すること;(d)エポキシ化反応混合物から実質的に全部のC2 -C4 エポキシドを分離して、水とC3 -C4 第二級アルコールと1重量%未満のC2 -C4 エポキシドを含む粗製アルコール流を形成すること;および(e)工程(c)で希釈剤の少なくとも一部として使用するために、粗製アルコール流の少なくとも一部を再循環すること;を含んでなる統合したエポキシ化方法。
IPC (4件):
C07D301/12 ,  B01J 29/89 ,  C01B 15/026 ,  C07B 61/00 300
FI (4件):
C07D301/12 ,  B01J 29/89 Z ,  C01B 15/026 ,  C07B 61/00 300

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