特許

J-GLOBAL ID：200903087196979763

クランクシャフトの高周波焼入方法及び高周波焼入装置

発明者： 渡邊 日吉
出願人/特許権者： 富士電子工業株式会社
代理人 (1件)： 大西 孝治 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-320040
公開番号（公開出願番号）：特開2000-129360
出願日： 1998年10月23日
公開日（公表日）： 2000年05月09日
要約：

【要約】【目的】 位相が異なる複数種類のピン部11,12,13,14を有するクランクシャフト10のピン部外面を効率よく、全周均一に同時焼入する。【構成】 クランクシャフト10の第1ピン部11,14を加熱する第1加熱コイル21,24に、第1高周波電源51より給電を行う。クランクシャフト10の第2ピン部12,13を加熱する第2加熱コイル22,23に、第2高周波電源52より給電を行う。第1ピン部11,14の加熱と第2ピン部12,13の加熱を、その位相差に相当するタイミングだけずらして開始する。各加熱では、第1加熱コイル21,24の出力と第2加熱コイル22,23の出力を同位相で調節する。或いは、第1ピン部11,14の加熱と第2ピン部12,13の加熱を同時に開始し、各加熱では、第1加熱コイル21,24の出力と第2加熱コイル22,23の出力を、第1ピン部11,14と第2ピン部12,13の位相差に相当するタイミングだけずらして調節する。

請求項（抜粋）：

位相が180°異なる2種類のピン部を有する2気筒エンジン用又は4気筒エンジン用のクランクシャフトの各ピン部外面を高周波誘導加熱して焼入するクランクシャフトの高周波焼入方法であって、当該クランクシャフトの2種類のピン部の外面に同方向から加熱コイルを対向させ、各加熱コイルによる2種類のピン部外面の加熱をクランクシャフトの回転角度で180°ずらせて開始することにより、位相が180°異なる2種類のピン部の各外面を同一焼入ステーションで実質同時に焼入することを特徴とするクランクシャフトの高周波焼入方法。

IPC (5件)：

C21D 9/30 ,  C21D 1/10 ,  H05B 6/10 331 ,  H05B 6/38 ,  H05B 6/44

FI (6件)：

C21D 9/30 A ,  C21D 9/30 B ,  C21D 1/10 R ,  H05B 6/10 331 ,  H05B 6/38 ,  H05B 6/44

Fターム (24件)：

3K059AA09 ,  3K059AA15 ,  3K059AA16 ,  3K059AB19 ,  3K059AB20 ,  3K059AB24 ,  3K059AC07 ,  3K059AC14 ,  3K059AC37 ,  3K059AC72 ,  3K059AD03 ,  3K059AD05 ,  3K059CD14 ,  3K059CD18 ,  3K059CD52 ,  3K059CD72 ,  3K059CD73 ,  4K042AA16 ,  4K042BA13 ,  4K042DA01 ,  4K042DB01 ,  4K042DC05 ,  4K042DF02 ,  4K042EA01

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 特開昭64-015324
  
• 特公昭61-000887