特許
J-GLOBAL ID:200903087201714005

密閉形スクロール圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-179617
公開番号(公開出願番号):特開平7-035062
出願日: 1993年07月21日
公開日(公表日): 1995年02月03日
要約:
【要約】【構成】固定スクロール5、あるいは旋回スクロール6のスラスト摺動面となる鏡板外周面の上下端面部にスクロール母材より硬質材の環状の摺動部材50,51を備え、旋回スクロール6の鏡板5aの背面側の環状の摺動部材50,51と対向してフレーム11の台座面にシール手段53を設け、旋回スクロール6の鏡板外周部の側部空間を背圧室41の圧力と吸入圧力との中間の圧力とした。【効果】摺動部での潤滑性能の改善により、圧縮機の性能と信頼性を大幅に向上でき、圧縮機の小型化を実現できる。
請求項(抜粋):
密閉容器内に、スクロール圧縮機と電動機をフレームに支承した回転軸を介して連設して収納すると共に、密閉容器室を上下室に区画し、前記スクロール圧縮機は、円板状鏡板に渦巻状のラップを直立する固定スクロール部材及び旋回スクロール部材を、ラップを内側にして噛合せ、前記旋回スクロール部材を回転軸に連設する偏心軸部に係合し、前記旋回スクロール部材を自転することなく前記固定スクロール部材に対して旋回運動させ、前記フレームと前記固定スクロール部材の鏡板との間に、前記旋回スクロール部材の鏡板外周部を微少隙間でもって挟み付け、前記固定スクロール部材には中心部に開口する吐出口と外周部に開口する吸入口を設け、前記吸入口よりガスを吸入し、両スクロール部材で形成される圧縮空間を中心に移動させ容積を減少してガスを圧縮し、吐出口より圧縮ガスを上部容器室に吐出し、通路を介し下部容器室に導き、吐出管を介し器外に吐出する密閉形スクロール圧縮機において、前記固定スクロール部材、あるいは前記旋回スクロール部材のスラスト摺動面となる鏡板外周面の上下端面部にスクロール母材より硬質材の環状の摺動部材を備え、旋回スクロール鏡板の背面側の環状の摺動部材と対向してフレーム台座面にシール手段を設け、前記旋回スクロール鏡板の外周部の側部空間を背圧室の圧力と吸入圧力との中間の圧力としたことを特徴とする密閉形スクロール圧縮機。
IPC (2件):
F04C 18/02 311 ,  F04C 18/02

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