特許
J-GLOBAL ID:200903087203189072

速度光行差の補正を無指向性で行うためのレーザ測地用再帰反射器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-000026
公開番号(公開出願番号):特開平7-253463
出願日: 1995年01月04日
公開日(公表日): 1995年10月03日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、無指向性で速度光行差の補正が行えるレーザ遠隔測定用キューブコーナ再帰反射器の実現を目的とする。【構成】 頂点に収束する直交する3つのエッヂを定義する3つの直交する反射面を有し、各エッヂはそれに直交する反射面に関係しているレーザ遠隔測定用キューブコーナ再帰反射器において、各反射面は軸が関係するエッヂに一致する円錐体の一部であり、円錐体の母線は円錐体の軸に垂直な平面に対して平均がゼロでない傾斜を有し、反射面の平均傾斜も平面に対してゼロでなく、3つの反射面は凹面の側面を有し、各反射面の母線に沿ったそれぞれの傾斜は20%以内の一定値であり、各母線の平均傾斜は、3つの反射面の平均傾斜の平均α0の30%以内であり、3つの反射面の平均傾斜の平均α0は、kを所定のパラメータとし、δを前記速度光行差とした場合に、α0=0.2δ/kの関係式を満足する。
請求項(抜粋):
速度光行差を補正するレーザ遠隔測定用キューブコーナ再帰反射器であって、3つの実質的に直交する反射(ミラー)面を有し、該反射面は頂点に収束する実質的に直交する3つのエッヂを定義し、各エッヂは該エッヂに対して実質的に垂直な前記反射面に関係しているレーザ遠隔測定用キューブコーナ再帰反射器において、各反射面は、少なくとも近似的には、軸が関係する前記エッヂに一致する円錐体の一部であり、前記円錐体の一部の母線は前記円錐体の一部の前記軸に垂直な平面に対して平均がゼロでない傾斜を有し、すべての前記母線に対する前記反射面の平均傾斜も前記平面に対してゼロでなく、前記3つの反射面はそれぞれ前記3つの反射面のすべてに対して同一の方向に面した凹面の側面を有し、各反射面の母線に沿ったそれぞれの傾斜は20%以内の一定値であり、各反射面の各母線の平均傾斜は、前記3つの反射面の平均傾斜の平均α0の30%以内であり、前記3つの反射面の平均傾斜の平均α0は、kを個数と構造と当該再帰反射器の内部を構成する媒体の屈折率とで決定される所定のパラメータとし、δを前記速度光行差とした場合に、α0=0.2δ/kの関係式を満足することを特徴とするレーザ遠隔測定用キューブコーナ再帰反射器。
IPC (3件):
G01S 7/48 ,  G02B 5/122 ,  H01Q 15/18

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