特許

J-GLOBAL ID：200903087226305150

X線管用動圧軸受装置

発明者： 大西 政良 ,  角本 賢一
出願人/特許権者： 光洋精工株式会社
代理人 (1件)： 山崎 宏 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-251444
公開番号（公開出願番号）：特開平7-105887
出願日： 1993年10月07日
公開日（公表日）： 1995年04月21日
要約：

【要約】【目的】 製造を困難にすることなく、回転体を支持する固定体の冷却効率を高くすることができるX線管用動圧軸受装置を提供する。【構成】 回転陽極を支持する回転体を支持する軸3に形成された孔14に挿入された冷媒案内管6と、冷媒案内管6と軸3の内周面3cとの間に挿入され、凸部5aが軸3の内周面3cに接触させられている管状放熱部材5を備えた。【効果】 軸3から放熱部材5に熱が伝達され、軸3から冷却液に熱を伝達する熱伝達面積を増大できる。放熱部材5は、凸部5aが軸3の内周面3cに接触するように、冷却案内管6と軸3の内周面3cとの間に挿入すればよいから、簡単に組付けることができる。

請求項（抜粋）：

回転陽極を支持する回転体とこの回転体を支持する固定体とを備え、上記回転体に対向する固定体の軸受面もしくは上記固定体に対向する回転体の軸受面の少なくとも一方に動圧発生溝が形成され、上記固定体の軸受面と上記回転体の軸受面との間に金属潤滑剤が充填されたX線管用動圧軸受装置において、上記固定体に形成された孔に挿入された冷媒案内管と、上記冷媒案内管と上記固定体の内周面との間に挿入され、少なくとも一部が上記固定体の内周面に接触させられている放熱部材とを備えたことを特徴とするX線管用動圧軸受装置。