特許
J-GLOBAL ID:200903087227179574

仮想計算機のキーボード制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-082931
公開番号(公開出願番号):特開平6-295217
出願日: 1993年04月09日
公開日(公表日): 1994年10月21日
要約:
【要約】【構成】キー入力のエミュレーションを行う際に、本発明では、KBコントローラとの通信等のインタフェース処理を新たに作成せず、ベースマシン、及びターゲットマシンの入力ファンクション処理を用いる方式とした。【効果】本発明によれば、エミュレーション処理部の開発の開発労力の削減が図れると共に、エミュレーション処理部はKBコントローラ等のハード仕様が変更となっても影響を受けないため、汎用性の高いキー入力エミュレーションが可能となる。
請求項(抜粋):
アプリケーションソフトの文字入力要求に対し、キーバッファからキーコードを読み取り、要求元に返す処理(以下、入力ファンクション処理)と、押されたキーのコードをキーボードから受取り、キーコードとして、キーバッファに格納する処理(以下、入力ハード処理)から成るキー入力処理を管理する入力ドライバを備えた第一のアーキテクチャの機種(以下、ベースマシン)上で、前記ベースマシンと同様の構成ではあるが、仕様の異なる入力ドライバを備えた第二のアーキテクチャ(以下、ターゲットマシン)上で開発されたアプリケーションソフトを動作可能とするために、仮想計算機モニタと仮想計算機モニタを起動する手段と入力ハード処理エミュレーション手段を設け、該仮想計算機モニタを起動する手段は、キーボードのキーを押すことで仮想計算機モニタを起動し、該仮想計算機モニタは、ベースマシンの入力ハード処理を行なった後、該入力ハード処理エミュレーション手段を起動する。起動された該入力ハード処理エミュレーション手段は、ベースマシンの入力ファンクション処理を用いて、ベースマシンのキーバッファからキーコードを取得し、該キーコードをターゲットマシン用のキーコード、または、ステータス(シフトキー[予め押しておくことで、キーを押した場合に通常とはキーコードを変えることの出来るキー]の状態を表示する情報のこと)に変換後、仮想計算機モニタの処理によって、ターゲットマシンのキーバッファに格納しておき、ターゲットマシンのアプリケーションソフトが文字入力要求を行なった場合は、ターゲットマシンの入力ファンクション処理を用いて、ターゲットマシンのキーバッファに格納されたキーコード、または、ステータスを取得し、文字入力要求元のアプリケーションソフトへ受渡すことを特徴とする仮想計算機のキーボード制御方式。
IPC (2件):
G06F 3/02 320 ,  G06F 9/46 350

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