特許
J-GLOBAL ID:200903087229445999

誤出発列車自動停止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-113010
公開番号(公開出願番号):特開平6-321109
出願日: 1993年05月14日
公開日(公表日): 1994年11月22日
要約:
【要約】【目的】 操縦ミスに起因して誤出発した列車と他列車との接触あるいは衝突事故等を防止する。【構成】 軌道1の側方には、進路が未開通の際に信号機3に停止信号を現示させると共に、軌道1を走行する列車TRに停止信号を送信する地上装置5が配置されている。また軌道1の走行部分には、所定周波数の信号を送出する2個のATS地上子7a、7bが列車進行方向へ所定間隔Lで設置されている。一方、列車TR上には、ATS車上子11と、ATS車上子11を介してATS地上子7a,7bからの信号を受信する受信部13と、受信間隔時間測定部15と、照査時間記憶部17と、受信間隔時間tと照査時間Tとを比較して所定の条件となった際に、自動的に図示しない非常ブレーキを作動させると共に警報を発信させる制御部19とが設けられている。
請求項(抜粋):
進路が開通しないまま誤出発した列車による衝突・脱線等を防止するため、該誤出発列車を自動的に停止させる誤出発列車自動停止装置であって、列車が着発する軌道部分には、所定周波数の信号を送出する地上子を列車進行方向へ所定間隔で設置した組み合せを、少なくとも一組設けると共に、車上には、上記所定間隔で設置された地上子からの信号をそれぞれ受信し、上記列車による両地上子間の走行時間に対応する受信間隔時間を測定する受信間隔時間測定手段と、上記地上子の設けられた地点における、上記誤出発した場合の他列車との車両接触限界までに停止可能な照査速度に対応する照査時間を予め記憶しておく照査時間記憶手段と、上記受信間隔時間測定手段により測定された受信間隔時間を上記照査時間記憶手段に記憶されている対応した照査時間と比較し、受信間隔時間が照査時間以下の場合には、ブレーキ機構に対してブレーキ指令を出力するブレーキ指令出力手段と、を備えたことを特徴とする誤出発列車自動停止装置。
IPC (2件):
B61L 23/00 ,  B60L 15/40
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭51-025204

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