特許
J-GLOBAL ID:200903087230437100

高クロムタービンロータおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 横井 幸喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-308390
公開番号(公開出願番号):特開平8-144703
出願日: 1994年11月18日
公開日(公表日): 1996年06月04日
要約:
【要約】【目的】 高クロムタービンロータのジャーナル部に溶接割れが生ずることなく高強度の肉盛部を形成する。【構成】 高クロムタービンロータ軸1に、スラスト用突起2を軸と一体に形成しておき、この突起2とタービンロータ軸1の軸受け接触面3のベアリング接触部4に、下盛と上盛とからなる肉盛4aを行う方法であって、前記上盛用溶接材料に低合金鋼を使用し、下盛用溶接材料には、上盛用溶接材料およびロータ軸材よりも強度が低く、かつ線膨張率の大きな溶接材料を使用する。ベアリング接触部4に形成される肉盛部は、表層部の組成を所定の範囲に定める。【効果】 溶接割れの発生を防止して、表層に高強度の肉盛層を形成でき、高い強度を有する信頼性の高いスラスト軸部を構成できる。
請求項(抜粋):
高クロムタービンロータ軸(1)にスラスト用突起(2)が一体に形成された高クロムタービンロータであって、前記スラスト用突起(2)とタービンロータ軸(1)の軸受け接触面(3)のベアリング接触部(4)に、肉盛部(4a)が形成されており、この肉盛部(4a)の表層部の組成が、重量%で、C:0.05〜0.2%、Si:0.1〜0.7%、Mn:0.3〜2%、Cr:0.5〜3%、Ni:1%以下、Mo:0.55〜1%、Ti:0.02%以下を含有し、残部がFeおよび不可避不純物からなることを特徴とする高クロムタービンロータ
IPC (6件):
F01D 5/02 ,  B23K 9/00 501 ,  B23K 9/04 ,  B23K 35/30 340 ,  F01D 5/28 ,  F01D 25/00
引用特許:
審査官引用 (5件)
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