特許
J-GLOBAL ID:200903087237049032

モータ駆動回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安富 耕二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-218199
公開番号(公開出願番号):特開2000-050673
出願日: 1998年07月31日
公開日(公表日): 2000年02月18日
要約:
【要約】【課題】 モータの振動音、駆動効率低下を抑える。【解決手段】 ホール素子3の正弦波信号を全波変換した全波信号Eと、全波信号Eを減衰させた減衰信号Fを第1比較信号Dの立下りでサンプルホールドし且つ立上りで零とする台形波信号Gとを比較器23で比較して第2比較信号Hを出力し、第1及び第2比較信号D、HをOR回路41で加算して加算信号Kを出力する。これより、駆動コイル1,2の相切り換え点の前後半近傍で、駆動コイル1,2に駆動電流ILは流れなくなる。相切り換え点の前半近傍では、駆動電流ILを逆起電圧Ecが小さくなる前に零とできる為、モータを静音化できる。また、相切り換え点の後半近傍では、駆動電流ILを前半近傍から引き続き零とできる為、モータの駆動効率低下を防止できる。減衰信号Fから台形波信号Gを作る為、相切り換え点の前半近傍に駆動電流ILを零とできる期間を必ず設けることができる。
請求項(抜粋):
モータを構成するステータ及びロータの相対的位置関係に応じてホール素子が発生する正弦波信号に基づいて、第1コイル及び第2コイルを相補的に駆動する第1駆動トランジスタ及び第2駆動トランジスタを有するモータ駆動回路において、前記第1及び第2コイルの駆動時に一方向に変化し且つ前記第1及び第2コイルの相切り換え時に他方向に変化する鋸歯状波信号と基準電圧とを比較し、前記第1及び第2コイルの相切り換え点の前半近傍又は後半近傍で第1駆動オフ信号を発生する手段と、前記正弦波信号を全波変換した全波信号と、前記全波信号を減衰させた減衰信号を前記第1駆動オフ信号のタイミングでサンプルホールドしたサンプルホールド信号とを比較し、前記第1及び第2コイルの相切り換え点における前記第1駆動オフ信号が発生しない側の近傍で第2駆動オフ信号を発生する手段と、前記第1及び第2駆動オフ信号を加算し、前記第1及び第2コイルの相切り換え点の前後半近傍で前記第1及び第2駆動トランジスタを同時オフさせる信号を出力する手段と、を備えたことを特徴とするモータ駆動回路。
Fターム (7件):
5H560AA01 ,  5H560BB03 ,  5H560DA02 ,  5H560EA02 ,  5H560EB01 ,  5H560EC02 ,  5H560JJ12

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