特許
J-GLOBAL ID:200903087238243363

電磁誘導式の位置検出器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 光石 俊郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-352572
公開番号(公開出願番号):特開2000-180208
出願日: 1998年12月11日
公開日(公表日): 2000年06月30日
要約:
【要約】【課題】 クロック周波数を上げることなく、また分解能を低下させることなく応答速度を向上させることができる電磁誘導式の位置検出器を提供する。【解決手段】 一次側のコイル11a、11bに供給する励磁電流の振幅を制御することにより二次側のコイル11cに誘起される誘起電圧が零になるように制御してこの間に発生するパルス数を計数することにより、コイル11a、11bとコイル11cとの相対的な位置関係を検出する電磁誘導式の位置検出器において、前記誘起電圧の処理系統を2系統設け、各系統において処理する信号の周波数を変え、高周波数の信号を処理する系統のディジタルデータをスケーリングして低周波数の信号を処理する系統のディジタルデータに加算するようにしたものである。
請求項(抜粋):
一次側のコイルと二次側のコイルとの相対的な位置関係で一次側のコイルに供給する励磁電流に基づき二次側のコイルに誘起される誘起電圧のレベルが変化するように構成したスケール部を有し、このスケール部の二次側の誘起電圧のレベルに応じたパルス列信号を形成してこのパルス列信号のパルス数を計数する一方、このパルス列信号に基づき前記誘起電圧が零になるように前記励磁電流の振幅又は位相を制御するとともに、当該誘起電圧が零になるまでに計数したパルス数に基づき一次側のコイルと二次側のコイルとの相対的な位置関係を検出するようになっている電磁誘導式の位置検出器において、相対的に低周波数の交流電流と相対的に高周波数の交流電流とを重畳して励磁電流を形成し、この励磁電流を前記一次側のコイルに供給することにより前記二次側のコイルに誘起される誘起電圧に基づく信号をフィルタで前記低周波数の信号と前記高周波数の信号とに弁別し、このようにして弁別した信号を前記低周波数のパルス列信号を形成して計数する第1の信号処理系統と前記高周波数のパルス列信号を形成して計数する第2の信号処理系統とで並列に処理するとともに、前記両交流電流の周波数の比を考慮したスケーリング処理をした第2の信号処理系統のディジタルデータを第1の信号処理系統のディジタルデータに加算するように構成したことを特徴とする電磁誘導式の位置検出器。
IPC (4件):
G01D 5/245 101 ,  G01D 5/245 102 ,  G01D 5/245 ,  G01B 7/00
FI (4件):
G01D 5/245 101 V ,  G01D 5/245 102 D ,  G01D 5/245 102 B ,  G01B 7/00 D
Fターム (21件):
2F063AA02 ,  2F063AA35 ,  2F063CA12 ,  2F063DA05 ,  2F063EA01 ,  2F063GA23 ,  2F063GA34 ,  2F063KA02 ,  2F063KA04 ,  2F063LA06 ,  2F063LA15 ,  2F063LA19 ,  2F063LA30 ,  2F077AA11 ,  2F077CC02 ,  2F077NN16 ,  2F077PP28 ,  2F077QQ01 ,  2F077TT27 ,  2F077TT71 ,  2F077TT83

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