特許
J-GLOBAL ID:200903087239221010

銅管とアルミニウム管との接合体及び接合方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高石 橘馬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-270487
公開番号(公開出願番号):特開平9-085467
出願日: 1995年09月25日
公開日(公表日): 1997年03月31日
要約:
【要約】【課題】 大きな接合面積を有するために十分な気密性及び機械的強度を有する銅管とアルミニウム管との接合体を提供する。【解決手段】 (a) 銅管1の端部に長手方向の少なくとも一部が凸曲面状のテーパ部11を形成し、その際凸曲面部11aの長手方向接線が銅管1の長手方向接線となす角度αを銅管1の先端部方向に単調増加とし、(b) 銅管1のテーパ部11を銅/アルミニウムの共晶温度以上でアルミニウムの融点未満の温度に加熱し、(c) 銅管1のテーパ部11に、銅管1の外径Dより小さい内径を有するアルミニウム管2を外嵌めして、銅管1の凸曲面部11aにアルミニウム管2の内面を加圧下で摺接させ、もって銅とアルミニウムとの界面に相互拡散による共晶相を過渡的に生成させ、(d) 脆い共晶相の成長を少なくするために、得られた接合部を急冷することにより、銅管/アルミニウム管の接合体が得られる。
請求項(抜粋):
銅管の端部に形成されたテーパ部に前記銅管の外径より小さい内径を有するアルミニウム管が外嵌めされてなる接合体において、前記テーパ部は長手方向の少なくとも一部に凸曲面部を有し、前記凸曲面部の長手方向接線が前記銅管の長手方向接線となす角度は銅管先端部方向に単調増加であり、かつ前記銅管の外面と前記アルミニウム管の内面との界面に銅とアルミニウムとの共晶相が形成されていることを特徴とする接合体。
IPC (7件):
B23K 20/00 310 ,  B23K 20/00 ,  B21C 37/06 ,  B23K 20/233 ,  B23K 33/00 ,  F28F 1/00 ,  B23K103:18
FI (6件):
B23K 20/00 310 H ,  B23K 20/00 310 L ,  B21C 37/06 B ,  B23K 20/233 ,  B23K 33/00 A ,  F28F 1/00 E

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