特許
J-GLOBAL ID:200903087245269025

べき乗演算装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-043229
公開番号(公開出願番号):特開平11-242586
出願日: 1998年02月25日
公開日(公表日): 1999年09月07日
要約:
【要約】【課題】 楕円曲線E上のn項のべき乗演算Z=(U1・Q1+U2・Q2+...+Un・Qn) (ここでQi(i=1,2,...,n)は楕円曲線E上の点、Ui(i=1,2,...,n)は整数)を出力するべき乗演算装置を提供することを目的とする。【解決手段】 被べき乗数格納部20とべき数変換部21とべき乗処理部22から構成されるべき乗演算装置であり、被べき乗数格納部20で記憶する被べき乗数Qiと、べき数変換部21で変換されたべき数Uiの冗長2進数変換値を用いて、22のべき乗処理部においてn項のべき乗演算を行なう。これによりn個の楕円曲線E上の点Qiに対して整数値Uiをべき数としたべき乗演算W=(U1・Q1+U2・Q2+...+Un・Qn)を効率的に演算でき、従来の方法ではnの増加にともなって指数関数的に増大していた演算に必要なメモリ容量を、線形増加に抑えることができる。
請求項(抜粋):
n個の整数の組(Xi,Yi)(i=1,2,...,n)を入力とし、前記整数Yi(i=1,2,...,n)をそれぞれのべき数とする前記整数Xi(i=1,2,...,n)に対するべき乗演算結果Z=(X1^Y1×X2^Y2×...×Xn^Yn)を出力するべき乗演算装置であって、前記n個の整数Xiを記憶する被べき乗数格納部と、前記整数Yiに対して2進数変換すなわち Yi=Ai(0)×2^0+Ai(1)×2^1+...+Ai(k-2)×2^(k-2)+Ai(k-1)^(k-1) =(Ai(k-1),Ai(k-2),...,Ai(2),Ai(1),Ai(0))ここで、Ai(j)∈{0,1}とする、を満たすAi(j)(j=0,1,2,...,k-1)を出力するべき数変換部と、前記被べき乗数格納部に記憶された前記n個の整数Xiと前記べき数変換部の出力Ai(j)を用いて、T(0)=1とし、p=0,1,2,...,k-1に対して、T(p+1)=T(p)^2×f(k-1-p),ここで、f(q)=X0^(A0(q))×X1^(A1(q))×X2^(A2(q))×...Xn^(An(q))とする、を演算し、べき乗演算結果T(k)を生成するべき乗処理部を備えることを特徴とするべき乗演算装置。
IPC (4件):
G06F 7/552 ,  G09C 1/00 620 ,  G09C 1/00 ,  G09C 1/00 650
FI (4件):
G06F 7/552 A ,  G09C 1/00 620 Z ,  G09C 1/00 620 A ,  G09C 1/00 650 A

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