特許
J-GLOBAL ID:200903087249042289

音声合成方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-008738
公開番号(公開出願番号):特開平6-222793
出願日: 1993年01月22日
公開日(公表日): 1994年08月12日
要約:
【要約】【目的】リズム制御の単位である、母音の中心の間隔を用いて継続時間長制御を行うことにより、発話テンポを様々に変更した場合においても、実際の発話に近い自然な継続時間長を持った合成音声を生成すること。【構成】母音中心間長算出部104は、入力された文を構成する各母音-子音-母音連鎖の通常の発話テンポでの先行母音の中心から後続母音の中心までの継続時間長を算出し、母音中心間長伸縮部105は、発話テンポ入力端子102から入力した発話テンポに応じて、各母音中心間長を伸縮し、子音長算出部106および子音位置決定部107は、指定された発話テンポに応じて、母音-子音-母音連鎖での子音の継続時間長および母音中心間での位置をそれぞれ算出し、音素長算出部108は、算出された母音中心間長、子音の継続時間長および位置に基づいて、入力された文を構成する各音素の継続時間長を算出し、音声合成部109で音声を合成し出力する。
請求項(抜粋):
音声で読み上げるべき文を表す発音記号列と読み上げる際の発話テンポを指示する発話テンポ情報とを入力し、前記発音記号列を母音-子音-母音連鎖の単位に分解し、前記母音-子音-母音連鎖の単位ごとに予め定めた基準発話テンポ情報に従って先行母音の中心から後続母音の中心までの継続時間である基準母音中心間長を算出し、前記基準母音中心間長を前記発話テンポ情報に従って伸縮し運用時に使用する母音中心間長とし、前記母音-子音-母音連鎖の単位ごとに前記基準発話テンポ情報に予め定めてある子音の継続時間長および母音-子音-母音連鎖の1単位内での位置を前記発話テンポ情報に従って演算し子音長および子音位置データを算出し、前記母音中心間長と前記子音長および子音データとに基づいて前記発音記号列が表す各音素の継続時間長を演算し音素長データとして算出し、前記音素長データから前記音声で読み上げるべき文を音声合成し出力することを特徴とする音声合成方法。
IPC (2件):
G10L 5/04 ,  G10L 3/00

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