特許
J-GLOBAL ID:200903087250029202

機械的に接合された抗押し出しリングをもつシール組立体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 東島 隆治 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-206927
公開番号(公開出願番号):特開平11-094091
出願日: 1998年07月22日
公開日(公表日): 1999年04月09日
要約:
【要約】【課題】 二つの係合する作動面のシールに適合されたシール組立体を提供すること。【解決手段】 前記シール組立体は、前記係合する作動面の溝内に位置するようにされたシール素子を含む。バックアップ・リング組立体が、比較的柔らかい材料で作られた第一のバックアップ・リングおよび比較的硬い材料で作られた第二のバックアップ・リングを含むものとして、設けられている。第一のバックアップ・リングは、第一および第二の側部をもつ本体を有し、溝と連結用突起との一方が本体上、第二の側部に沿い配置されている。第二のバックアップ・リングは、第一および第二の側部をもつ本体を有し、溝と連結用突起との他方が第一の側部に沿い配置されている。前記溝は、前記連結用突起と相補的に成形されて、丸みをおびた係合面を有し、それ故前記連結用突起を前記溝と接続することにより、前記第一および第二のバックアップ・リングを一緒に連結出来るようなっている。前記丸みをおびた係合面は、負荷をかけた際の前記第一および第二のバックアップ・リングにおける応力集中を低減している。
請求項(抜粋):
間隙により隔てられその一方が環状のシール組立体を受け入れる溝を含んだ二つの係合する作動面の封止(シール)をするようにしたシール組立体であって、前記シール組立体は、前記溝内に位置するようにされたシール素子および第一バックアップ・リング組立体を含み、その第一バックアップ・リング組立体は:第一および第二の側部をもつ本体を有する比較的柔らかい材料で作られた第一のバックアップ・リングであって溝と連結用突起とのいずれか一方が本体上において前記第二の側部に沿って配置されているもの、第一および第二の側部をもつ本体を有する比較的硬い材料で作られた第二のバックアップ・リングであってその第二のバックアップ・リングが第一の側部に沿い配置された溝と連結用突起の他方を含んでいるもの、を具備し、前記連結用突起は、その連結用突起を含む第一および第二のバックアップ・リングの一つの本体から外向きに延びる狭い脚部、およびその脚部に接続された丸みをおびた錨止部を含み、その錨止部は、脚部の幅より大きい幅を有し、かつ丸みをおびた側部を有しており、前記溝は、前記錨止部より狭い開口と丸みをおびた係合面をもつように、前記連結用突起と相補的に成形されており、それ故、前記連結用突起を前記溝と接続することにより、前記第一および第二のバックアップ・リングを一緒に連結出来るようになっており;さらに前記第一バックアップ・リング組立体は、前記シール素子の二つの係合面間の間隙への押し出しを防ぐため、シール素子に隣接した前記シール組立体を受け入れる溝内に配置されるようになっており、溝の丸みをおびた係合面は、負荷をかけた際の前記第一および第二のバックアップ・リングにおける応力集中を低減している、ことを特徴とするシール組立体。
IPC (2件):
F16J 15/18 ,  F02F 5/00
FI (2件):
F16J 15/18 A ,  F02F 5/00 C
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭62-083591
  • 特開昭53-140447

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