特許
J-GLOBAL ID:200903087251856730

書込み操作時の機械的衝撃からディスク駆動機構中のデータの汚染を防ぐための装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-077608
公開番号(公開出願番号):特開平6-187718
出願日: 1993年03月11日
公開日(公表日): 1994年07月08日
要約:
【要約】【目的】ディスクへの書込み処理中に発生する機械衝撃によるディスク上のデータの汚染を防止する装置を提供することにある。【構成】本発明の装置は、所定の閾値を超える大きさを有する機械衝撃を感知するための機械衝撃センサを含んでいる。機械衝撃センサに応答する書込み不能回路は、ディスク駆動装置の書込みヘッドへの書込み電流を中断する。回路を配置し直すと、元のデータトラック上にデータヘッドが配置し直され、機械衝撃によって中断された不完全なデータが書き直される。ディスクへの書込み処理中にディスク駆動装置によって経験された機械衝撃によるディスク上のデータの汚染を防止する方法は、所定の閾値を超える大きさを有する機械衝撃を感知し、感知された衝撃の開始時に書込まれているデータを識別する情報を記憶し、書込みヘッドへの書込み電流を中断し、データヘッドを元のトラックに配置し直し、感知された衝撃のために中断されたデータを書き直す段階を含んでいる。
請求項(抜粋):
アクチュエータのヘッドアームに配置された書込みヘッドへの書込み電流をパスすることにより、ディスク上の選択されたデータトラックへのデータ書込み時にディスク駆動機構が受ける機械的衝撃によるディスク上のデータ汚染を防止するための装置であって、予め決定された閾値を超える大きさの機械的衝撃を検知し、これに応答する衝撃存在信号を出す機械的衝撃検知手段;前記書込みヘッドへの書込み電流を中断するための、前記衝撃存在信号に応答する書込み無効手段;前記衝撃存在信号が前記機械的衝撃の存在を示すときに書き込まれている中断データを識別するための、前記衝撃存在信号に応答する中断データ識別手段;及び前記選択されたトラックに前記書込みヘッドを再配置するため及び前記中断データを書き直すための、前記中断データ識別手段に応答する回復手段を含むことを特徴とする該装置。

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