特許
J-GLOBAL ID:200903087255554836
電磁制御弁
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-197152
公開番号(公開出願番号):特開平11-287349
出願日: 1998年07月13日
公開日(公表日): 1999年10月19日
要約:
【要約】【課題】 製造工数、部品点数および組付工数を低減可能な電磁制御弁を提供する。【解決手段】 ヨーク3と、ステータ4との間にコイル5を巻回し、ステータ4の摺動孔部42a内にムービングコア10を配置するため、摺動孔部42a内に侵入したオイルはコイル5をモールドする樹脂部に接触することがなく、オイルがソレノイド部1の外部に漏れるのを防止する。したがって、シールリングを必要とせず、また、シールリングを配置するための溝加工をしなくてよいので、部品点数、加工費および製造工数を低減することができる。さらに、シャフト11の他端11bの端面がステータ4の底面46aに当接可能であるので、ムービングコア10がボールベアリング8に直接吸着するのを防止することができる。したがって、ムービングコア10の反吸引側端面に非磁性材のスペーサを固定しなくてよいので、部品点数がさらに低減し、組付工数を低減することができる。
請求項(抜粋):
筒状に形成され、流体の通路を形成する開口部を有するスリーブと、前記スリーブの内壁に摺動可能に支持され、大径部と小径部とを有するスプールと、前記スリーブの軸方向端部に固定され、周囲にコイルを巻回し、前記スリーブ側に開口端部を有する有底筒状の部分非磁性構造のステータと、筒状に形成され、前記ステータ内を軸方向に移動可能な磁性体からなるムービングコアと、前記ムービングコアを軸方向に貫通して固定され、一端が前記スプールの軸方向端部に当接可能であり、他端が前記ステータの底面に当接可能な非磁性体からなるシャフトと、前記スリーブの内部に収容され、前記スプールを反磁気吸引側に付勢する付勢手段と、を備えたことを特徴とする電磁制御弁。
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