特許
J-GLOBAL ID:200903087258486823

NCデータの作成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 欣一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-083753
公開番号(公開出願番号):特開平8-276348
出願日: 1995年04月10日
公開日(公表日): 1996年10月22日
要約:
【要約】【目的】 首下長さの異なる複数種の工具を用いて、可及的短時間でワークの加工を行い得られるようなNCデータを作成する。【構成】 ワークを加工プランに従って加工するのに必要な工具1の移動軌跡を工具1の尾端のホルダー部1aとワークWとの干渉を考慮せずに演算する。首下長さLの異なる複数種の工具の夫々について、前記移動軌跡に沿って工具を移動する際にワークWに対するホルダー部1aの干渉を生ずるか否かの干渉計算を行って、干渉を生ずることなく工具1を移動可能な、各工具1の移動可能範囲を求める。2種類以上の工具が移動可能な区域が存在するときは、該区域の加工に必要な、工具の交換時間を含めた加工時間を各工具について夫々演算し、該区域で使用する工具として加工時間が最短になる工具を選定する。そして、移動軌跡のデータと各区域における工具の選定データとを含むNCデータを作成する。
請求項(抜粋):
NC加工機でワークを加工する際に用いるNCデータの作成方法であって、ワークを加工プランに従って加工するのに必要な工具の移動軌跡を工具の尾端のホルダー部とワークとの干渉を考慮せずに演算し、首下長さの異なる複数種の工具の夫々について、前記移動軌跡に沿って工具を移動する際にワークに対するホルダー部の干渉を生ずるか否かの干渉計算を行って、干渉を生ずることなく工具を移動可能な、各工具の移動可能範囲を求め、前記移動軌跡を1種類の工具のみが移動可能な非重複区域と、2種類以上の工具が移動可能な重複区域とに区分けし、非重複区域で使用する工具として前記1種類の工具を選定すると共に、重複区域の加工に必要な、工具の交換時間を含めた加工時間を各工具について夫々演算して、重複区域で使用する工具として加工時間が最短になる工具を選定し、前記移動軌跡のデータと、前記各区域における工具の選定データとを含むNCデータを作成する、ことを特徴とするNCデータの作成方法。

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