特許
J-GLOBAL ID:200903087264170820

合成セグメント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川和 高穂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-331201
公開番号(公開出願番号):特開平9-144491
出願日: 1995年11月28日
公開日(公表日): 1997年06月03日
要約:
【要約】【課題】 シールド工法のセグメントを組み立てる際に、セグメント全体から見た十分な強度を与え、十分な止水性を持たせ、継手が強度を有すると共に連結作業に時間を有しない合成セグメントを提供することを目的とする。【解決手段】セグメント単体5の鋼殻7において、連結を行うための凹部39および凸部41が、円周方向側端面31にトンネル軸方向に連続して形成され、軸方向側端面33にトンネル円周方向に連続して形成され、連結が行われた状態で、凹部39の底部と凸部41の頂部との間にシール材を配置できる空隙部を形成する。また、円周方向側端面31にはL字状の雄部47、および雄部47に嵌合する雌部49が形成される。さらに、軸方向側端面33には、円筒状の金属材からなる雄部51が形成され、雄部51の先端を受ける雌部53が形成される。該雌部の内部には、受けた雄部の先端に挿入されて、雄部をスリットに沿って割りラッパ状に広げる略円錐台凸部57が設けらる。
請求項(抜粋):
シールド工法により掘削されたトンネルの内側を支えるための筒状の構造体を組み立てるための略箱状の鋼殻を有する合成セグメントであって、(a)該合成セグメントにはトンネル円周方向に他のセグメント単体と連結するための凹部または凸部が円周方向側端面にトンネル軸方向に連続して形成され、(b)トンネル軸方向に他のリング体と連結するための凹部または凸部が軸方向側端面にトンネル円周方向に連続して形成され、(c)連結が行われた状態で、凹部の底部と凸部の頂部との間にシール材を配置できる空隙部を形成するように、凹部と凸部の寸法設定が行われていることを特徴とする合成セグメント。

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