特許
J-GLOBAL ID:200903087268012668

クランク軸回転変動による失火検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長門 侃二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-149432
公開番号(公開出願番号):特開平5-340294
出願日: 1992年06月09日
公開日(公表日): 1993年12月21日
要約:
【要約】【目的】 失火状態が一旦発生した後にクランク軸回転変化率が振動的に増減することに起因する失火検出上の検出誤差を除去して、失火発生の有無を正確に検出でき、しかも、このための特別なハードウェアを要しない失火検出方法を提供すること。【構成】 今回角加速度と前回角加速度との差Dωn-Dωn-1が第1閾値k1以下であるか(S5)、前々回角加速度と前回角加速度との差Dωn-2-Dω-1が第2閾値k2以下であるとき(S6)、前回の算出角加速度Dωn-1を値「0」で置換して算出値Dωn-1にフィルタをかけて失火状態発生後の角加速度振動の影響を除去する(S7)。次に、角加速度Dωn-1と判別基準値k3との大小関係を判別して失火発生の有無を判別する(S8)。
請求項(抜粋):
内燃機関の夫々の気筒に対応するクランク軸回転速度変化率を周期的に算出し、失火検出対象の気筒に対応する算出周期でのクランク軸回転速度変化率が判別基準値を下回ったときに該気筒での失火発生を検出するクランク軸回転変動による失火検出方法において、失火検出対象の気筒に対応する算出周期の直後の算出周期でのクランク軸回転速度変化率が、前記対応する算出周期でのクランク軸回転速度変化率と第1閾値との和を上回るという第1条件が成立しないとき、又は、前記対応する算出周期の直前の算出周期でのクランク軸回転速度変化率が、前記対応する算出周期でのクランク軸回転速度変化率と第2閾値との和を上回るという第2条件が成立しないときに、前記失火検出対象の気筒に対応する算出周期でのクランク軸回転速度変化率の算出結果にフィルタをかけることを特徴とする、クランク軸回転変動による失火検出方法。
IPC (2件):
F02D 45/00 368 ,  F02D 45/00 362

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