特許
J-GLOBAL ID:200903087275464469

音響装置、音響再生方法および音響再生プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 正美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-002163
公開番号(公開出願番号):特開2007-184818
出願日: 2006年01月10日
公開日(公表日): 2007年07月19日
要約:
【課題】フロントサラウンド方式を用い、受聴者が左右のスピーカの真ん中の対称軸上にいなくても、後方からのサラウンド音や拡がり感を知覚できるようにする。【解決手段】主信号生成回路34L、34Rにより、アレイスピーカシステムSPArから受聴エリアまでの伝達特性をキャンセルし後方から受聴エリアへの伝達特性を畳み込んだ主信号SLm、SRmをリアチャンネルの音声信号SL、SRから生成し、補助信号生成回路35L、35Rにより、主信号SLm、SRmと同じ信号から逆相信号を形成するとともに、少なくとも当該逆相信号の位相を遅延させた補助信号SLa、SRaを生成し、音場合成信号生成回路36において、主信号SLm、SRm、補助信号SLa、SRaから平面波を形成してアレイスピーカシステムSPArに供給する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
後方サラウンド音のチャンネルであるリアチャネルをもつサラウンド音源を、受聴者の前方にのみに隣接して配置される複数のスピーカからなるスピーカ群を通じて再生するフロントサラウンド方式の音響装置であって、 前記リアチャンネルの信号に基づいて、前記スピーカ群から受聴エリアまでの伝達特性をキャンセルし後方から受聴エリアへの伝達特性を畳み込んだ主信号を生成する主信号生成手段と、 前記主信号と同じ信号から逆相信号を形成するとともに、少なくとも当該逆相信号の位相を遅延させた補助信号を生成する補助信号生成手段と、 前記スピーカ群に供給する音声信号であって、前記補助信号とは互いに左右反対方向から受聴エリアに向かって平面波として放射する主信号についての音場合成信号を前記主信号から形成する主信号用の音場合成信号生成手段と、 前記スピーカ群から放射する音声の音声信号であって、前記主信号とは互いに左右反対方向から受聴エリアに向かって平面波として放射する補助信号についての音場合成信号を前記補助信号から形成する補助信号用の音場合成信号生成手段と を備えることを特徴とする音響装置。
IPC (2件):
H04S 5/02 ,  H04R 1/40
FI (2件):
H04S5/02 D ,  H04R1/40 310
Fターム (7件):
5D018AF22 ,  5D062AA22 ,  5D062AA23 ,  5D062AA26 ,  5D062AA62 ,  5D062AA65 ,  5D062AA66
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 音場信号再生装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-042875   出願人:松下電器産業株式会社
審査官引用 (4件)
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