特許
J-GLOBAL ID:200903087285188729

球状粒体の製造装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-029678
公開番号(公開出願番号):特開平10-211468
出願日: 1997年01月28日
公開日(公表日): 1998年08月11日
要約:
【要約】【課題】 液状化した原液を液滴にして落下させることにより製造するようにした球状粒体の製造装置に関し、落下途中の酸化,急冷,液滴同士の合一等を防止するようにして、均一かつ良質な球状粒体の量産が可能なる製造装置とする。【解決手段】 溶融などによって液状化された原液が、セル室3の底面に穿設されたノズル16より流出する際に、振動発信器5からの加振により均一な液滴22に切断されて落下し、セル室3の下方に密着して配設されたガス室7の内部に充満する酸化防止雰囲気中を通り、酸素に触れることなく液体容器10に満たされた熱媒体液11の中へと進入する。熱媒体液11には高温から低温に移行する温度勾配がついており、液滴22は急冷することなくゆっくりと落下して球状粒体に固まる。
請求項(抜粋):
製造しようとする球状粒体の材料が液状化されて注入されるようにしたセル室と、該セル室に注入された原液に振動を加える振動発信器とにより構成されるとともに、前記セル室の底面となるノズルプレートにはノズルが穿設され、前記ノズルから流出する原液が振動発信器による加振によって切断されて液滴として落下し、落下途中に固まることにより大きさの均一な球状粒体が量産されるようにした球状粒体の製造装置において、ノズルプレートの下方にはガス室を配設してその内部を酸化防止雰囲気とし、前記ガス室の下方には液体容器を配設してこれに熱媒体液を満たし、ノズルから落下する液滴が酸素と触れることなく熱媒体液中に進入できるように構成したことを特徴とする球状粒体の製造装置。
IPC (2件):
B06B 3/00 ,  B05B 1/02 102
FI (2件):
B06B 3/00 ,  B05B 1/02 102

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