特許
J-GLOBAL ID:200903087290302718

内燃機関の空燃比制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-158039
公開番号(公開出願番号):特開平6-002591
出願日: 1992年06月17日
公開日(公表日): 1994年01月11日
要約:
【要約】【目的】 蒸発燃料に影響されることなく、空燃比学習が可能なこと。【構成】 燃料タンク7に発生する蒸発燃料をキャニスタ13に吸着し、このキャニスタ13に吸着した蒸発燃料を空気と共にパージ弁16を介して内燃機関の吸気側にパージさせるものであって、酸素センサ6により検出される空燃比フィードバックFAF値と、このFAF値を大きななまし定数でなましたFAFSM値との偏差に応じて空燃比学習値を更新する。この時、FAFSM値を蒸発燃料の影響によるずれとみなすことができて、この蒸発燃料の影響を除去した空燃比学習ができる。また、パージ弁16のパージ開始から所定時間経過するとFAFSM値のなまし定数を大きな値に切り換えて、FAFSM値を蒸発燃料濃度の挙動に近付ける。
請求項(抜粋):
燃料タンクに発生する蒸発燃料をキャニスタに蓄え、このキャニスタに蓄えられた蒸発燃料を空気と共に放出通路を介して内燃機関の吸気側に放出するようにした内燃機関の空燃比制御装置であって、前記内燃機関の空燃比を検出する空燃比検出手段と、この空燃比検出手段により検出された空燃比に応じて内燃機関に供給される混合気の空燃比をフィードバック制御する空燃比フィードバック手段と、前記キャニスタより前記放出通路を介して前記内燃機関の吸気側に放出される蒸発燃料を含む空気のパージ率を変化させる流量制御弁と、前記空燃比フィードバック手段による空燃比フィードバック値を比較的大きななまし定数でなます大なまし手段と、この大なまし手段のなまし定数を機関状態に応じて選択するなまし定数選択手段と、前記流量制御弁によるパージ率を機関状態に応じて制御するパージ率制御手段と、空燃比学習値を格納する学習値格納手段と、前記大なまし手段のなまし出力値と前記空燃比フィードバック値との偏差に基づき前記空燃比学習値を更新する空燃比学習値更新手段とを備える内燃機関の空燃比制御装置。
IPC (6件):
F02D 41/14 310 ,  F02D 41/14 ,  F02D 45/00 340 ,  F02D 45/00 358 ,  F02D 45/00 364 ,  F02M 25/08 301
引用特許:
審査官引用 (4件)
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