特許
J-GLOBAL ID:200903087293958754

高耐圧パワー集積回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-333321
公開番号(公開出願番号):特開平9-172358
出願日: 1995年12月21日
公開日(公表日): 1997年06月30日
要約:
【要約】【課題】高耐圧パワーICにおいて、ハイサイド出力スイッチ素子の過電流時を検出した信号をローサイド出力スイッチ駆動回路に伝達する回路を出力駆動回路と同一チップ上に集積化することが容易になり、チップコストの上昇を抑制する。【解決手段】高耐圧パワーICに設けられた過電流制限回路22は、中点端子の電圧がハイサイド出力スイッチ素子10の過電流時に対応する電圧になった時を検出する電圧比較回路23と、ハイサイド出力スイッチ駆動制御信号入力の前縁を第1遅延時間だけ遅延させる遅延回路24と、電圧比較回路の出力信号を第2遅延時間だけ遅延させる遅延回路25と、各遅延回路の出力信号の論理積をとり、過電流検出信号を出力する論理積回路26と、過電流検出信号出力をラッチし、そのラッチ出力により出力スイッチ駆動回路の駆動信号をオフ状態に制御するラッチ回路27とを有する。
請求項(抜粋):
集積回路外部の高電源から電源が印加される高電源端子と、集積回路外部の負荷が接続される中点端子と、前記高電源端子と前記中点端子との間に接続された第1の出力スイッチ素子と、前記第1の出力スイッチ素子を駆動制御するための第1の駆動制御信号入力に応じて上記第1の出力スイッチ素子の制御電極に駆動信号を供給する第1の駆動回路と、前記中点端子と接地端子との間に接続された第2の出力スイッチ素子と、前記第2の出力スイッチ素子を駆動制御するための第2の駆動制御信号入力に応じて上記第2の出力スイッチ素子の制御電極に駆動信号を供給する第2の駆動回路と、前記第1の出力スイッチ素子の過電流時を検出して過電流検出信号を出力し、前記第1の駆動回路および第2の駆動回路の駆動信号をオフ状態に制御する過電流制限回路とを具備し、前記過電流制限回路は、前記中点端子の電圧と所定の電圧とを比較し、前記中点端子の電圧が前記第1の出力スイッチ素子の過電流時に対応する電圧になっているか否かを検出する電圧比較回路と、前記第1の駆動制御信号が入力し、その前縁を少なくとも所定の第1の遅延時間だけ遅延させて出力する第1の遅延回路と、前記電圧比較回路の出力信号が入力し、少なくとも所定の第2の遅延時間だけ遅延させて出力する第2の遅延回路と、前記第1の遅延回路の出力信号および第2の遅延回路の出力信号が入力し、その論理積をとることにより前記第1の駆動制御信号が入力した後に前記中点端子の電圧が前記第1の出力スイッチ素子の過電流時に対応する電圧になった時を検出し、過電流検出信号を出力する論理積回路と、前記論理積回路から出力する過電流検出信号をラッチし、そのラッチ出力により前記第1の駆動回路および第2の駆動回路の駆動信号をオフ状態に制御するラッチ回路とを有することを特徴とする。
IPC (3件):
H03K 17/08 ,  H03K 17/56 ,  H03K 17/687
FI (3件):
H03K 17/08 C ,  H03K 17/56 Z ,  H03K 17/687 F

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