特許
J-GLOBAL ID:200903087295783315

燃料改質装置付き内燃機関

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-054109
公開番号(公開出願番号):特開2001-241364
出願日: 2000年02月29日
公開日(公表日): 2001年09月07日
要約:
【要約】【課題】 排気通路7中に改質器8を配設する場合に、改質状態を良好に維持し、高い熱効率を実現する。【解決手段】 排気通路7の改質器8をバイパスするバイパス通路18と、排気の流路を改質器8側とバイパス通路18側とに切換可能な切換弁19とを設ける。改質器8への排気熱量の回収可能量Qeを推定し、Qeが0以下のときは、排気をバイパス通路18側に導く一方、改質器8での燃料と空気との部分酸化反応による発熱量と、燃料と水蒸気との水蒸気改質反応による吸熱量とが、等しくなるように、改質原料流量制御器15により、改質器8への燃料、水及び空気の供給量を制御する。Qeが0を超えるときは、排気を改質器8側に導く一方、部分酸化反応に対する水蒸気改質反応の割合を増やすように、改質器8への燃料、水及び空気の供給量を制御する。
請求項(抜粋):
炭化水素系の燃料を改質触媒により改質する改質器を有して、改質ガスを機関に供給する燃料改質装置付き内燃機関であって、改質器を機関の排気通路中に配設したものにおいて、排気通路の改質器上流側と下流側とをつないで改質器をバイパスするバイパス通路と、排気の流路を改質器側とバイパス通路側とに切換可能な切換弁と、改質器が排気熱量を回収できるときに排気を改質器側に導き、改質器が排気熱量を回収できないときに排気をバイパス通路側に導くように、前記切換弁を制御する切換制御手段と、を設けたことを特徴とする燃料改質装置付き内燃機関。

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