特許
J-GLOBAL ID:200903087302590390

放射性核種類の溶液から▲上213▼Biを分離する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-532242
公開番号(公開出願番号):特表2001-500428
出願日: 1998年01月28日
公開日(公表日): 2001年01月16日
要約:
【要約】213Biを放射性核種類の溶液から分離する方法において、この溶液は、塩化物錯体の形成を可能にするように調節されたある濃度の塩化物イオンと水素イオンとを含む。次に溶液を陰イオン交換樹脂に接触させ、その結果213Biは溶液から吸収され、塩化物錯体中で陰イオン交換樹脂の上に付着する。他の非吸収放射性核種類、例えば225Ra、225Ac及び221Frを、HClと共に、スクラブ溶液を用いて陰イオン交換樹脂から除去する。213Biを陰イオン交換樹脂から取り出すために、ストリッピング溶液を用いて陰イオン交換樹脂を洗浄する。塩化物イオンを含まず、水素イオン濃度の低下したストリッピング溶液は、塩化物陰イオン錯体を破壊し、213Biを陽イオンとして遊離させる。本発明の好適な実施例においては、陰イオン交換樹脂は、213Biの極めて迅速な付着とストリッピングとを可能にする薄膜として提供される。医療用途において使用するための213Biの精製のための好ましいストリッピング溶液としては、酢酸ナトリウム、pH5. 5が挙げられる。213Biが陰イオン交換樹脂から遊離するにつれて、213Biを受け取るための、生体内で二官能キレート化剤と結合しているタンパク質及びNaOAc。
請求項(抜粋):
213Biを放射性核種類の溶液から分離する方法であって: (a)213Biを含む放射性核種類の前記溶液が、塩化物錯体の形成を可能にする濃度でHClをさらに含むことを確実にする段階と、 (b)前記溶液を陰イオン交換樹脂にさらし、それによって213Biを前記溶液から陰イオン錯体として吸収させ、かつ、該陰イオン錯体中の該213Biを前記樹脂に付着させる段階と、 (c)前記陰イオン錯体中の前記付着した213Biを有する前記樹脂を、前記溶液から分離する段階と、 (d)前記樹脂と前記陰イオン錯体中の前記付着した213Biとをストリッピング溶液にさらし、それによって前記213Biを前記樹脂から取り出し、かつ、前記213Biを前記トリッピング溶液の中に移動させる段階と、を含む方法。
IPC (6件):
B01D 15/04 ,  B01J 20/26 ,  B01J 41/04 ,  B01J 49/00 ,  C01G 29/00 ,  G21G 4/08
FI (6件):
B01D 15/04 ,  B01J 20/26 Z ,  B01J 41/04 J ,  B01J 49/00 G ,  C01G 29/00 ,  G21G 4/08 Z
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特公昭45-016324
  • 特公昭39-011354
  • 特公昭33-002106
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