特許
J-GLOBAL ID：200903087305508873
潜熱蓄熱機の発核装置
発明者：
,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：
中村 稔 (外7名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-071560
公開番号（公開出願番号）：特開平6-281372
出願日： 1993年03月30日
公開日（公表日）： 1994年10月07日
要約：
【要約】【目的】過冷却状態にある潜熱蓄熱材の相変化を確実に生じさせることのできる信頼性のある発核装置を提供する。【構成】熱電素子9の吸熱する部分を過冷却液体状態の潜熱蓄熱材4の内部にセットし、電圧をかけて潜熱蓄熱材4を局部的に冷却する。これによって、潜熱蓄熱材4の凝固が開始すると同時に、蓄熱材4の潜熱が放出して蓄熱材から対象液たとえば、冷却水等の熱媒体への熱移動が生じる。この潜熱による熱移動は急激に生じるので熱媒体の温度は急速に上昇する。したがって、たとえば、冷間運転状態にある自動車の暖機を迅速に促進することができる。
請求項（抜粋）：
過冷却状態にある液相蓄熱材の凝固化を誘発するための発核装置としての熱電素子を備え、該熱電素子は外部に熱を放出する発熱部と外部から熱を吸収する吸熱部を有し、該吸熱部が前記液相蓄熱材中に配置されており、前記熱電素子に電流が流れるとき前記熱電素子の吸熱部が前記液相蓄熱体の急激な冷却を与えることによって該蓄熱材の液体の凝固の発核を行うことを特徴とする潜熱蓄熱機の発核装置。
IPC (2件)：
引用特許：
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