特許
J-GLOBAL ID:200903087308363051

投資信託商品の運用成果評価・選定装置および運用成果評価・選定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野本 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-213673
公開番号(公開出願番号):特開2002-032565
出願日: 2000年07月14日
公開日(公表日): 2002年01月31日
要約:
【要約】【課題】 各委託者が運用するファンドの運用実績および金融市場の時系列データを、コンピュータを用いて処理することにより、ファンドの属性および投資家の選好に応じて評価基準を設定の上ファンドの運用成果を評価し、これに基づき個々の投資家の基準に合った商品選定を行う評価・選定方法を提供する。【解決手段】 コンピュータのデータ処理機能を使用し、多数のファンドに関するデータからユニバース比較に適当なファンドを分類し、一方でリスクに対する拒否度から投資家を分類し、そのリスク拒否度を算出し、あるいは任意のリスク拒否度を入力することにより、商品カテゴリーごとの所定のベンチマークに対するファンドの所定期間におけるアクティブ・リターンとアクティブ・リスクと投資家のリスク拒否度と、必要に応じてファンドの売買にあたって別途発生する費用を要素として投資信託商品の運用成果評価または選定を行うことにした。
請求項(抜粋):
証券投資信託協会の規定した商品分類を運用方針および運用状況により細分化する商品カテゴリー分類手段と、ファンドの運用状況に関する時系列データ、および証券投資信託協会の規定に基づき委託者が申告した、目論見書・受益証券説明書に記載の商品分類を入力し、前記商品カテゴリーにおいて各ファンドの属する商品カテゴリーを特定する商品カテゴリー特定手段と、ファンドの収益および金融市場に関する時系列データを入力し、商品カテゴリーごとの所定のベンチマーク、例えば特定の指標に対する連動を目指す商品、特定の指標に対する連動を指向する投資家の集合に対しては当該特定の指標をベンチマークとし、これ以外の商品カテゴリーにおいては、当該商品カテゴリーに属するファンドをユニバースとして、ユニバース内のファンドの収益率の中央値を計算しこれをベンチマークとするベンチマーク計測手段と、前記商品カテゴリーとファンドの収益に関する時系列データと前記ベンチマークを入力し、ファンドの収益率とベンチマーク・リターンとの差、およびその標準偏差を求め、アクティブ・リターン、アクティブ・リスクを算出するベンチマーク対比手段と、特定の指標に対する連動を指向する投資家の集合と、これ以外にリスクに対する拒否度合を表す指標であるリスク拒否度により1つ以上の投資家の集合に区分けする投資家分類手段と、前記商品カテゴリー内のファンドのアクティブ・リスクと期待インフォメーション・レシオから投資家分類ごとのリスク拒否度を計測するリスク拒否度算出手段と、ファンドの前記ベンチマークに対するアクティブ・リターン、アクティブ・リスク、前記投資家分類ごとに算出されたリスク拒否度、およびファンドの売買に係る外部コストを入力し、効用関数型リスク調整後リターン値を求めることによってファンドの評価を行う評価手段と、を有することを特徴とする投資信託商品の運用成果評価・選定装置。
IPC (2件):
G06F 17/60 204 ,  G06F 17/60 234
FI (2件):
G06F 17/60 204 ,  G06F 17/60 234 C
Fターム (11件):
5B049BB47 ,  5B049CC02 ,  5B049DD01 ,  5B049EE03 ,  5B049FF02 ,  5B049GG04 ,  5B049GG07 ,  5B055CC10 ,  5B055EE04 ,  5B055EE21 ,  5B055EE27

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